夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

ブルー・ムーン

2016年02月12日 | 音楽


循環コードで作られた名曲は多い
わかりやすく、どうアレンジしても同じ結果になるはずなのだが、そうでもない

ロックンロールの明るさもいいのだが、齢をとると落ち着いた演奏が良くなる
恋が年齢とともに大人になっていくように、存在を主張しなくとも充分存在感が出てくるように

しかしカナダ出身のミュージシャンの多いことよ
ウクレレで言えばジェームス・ヒル氏の初来日を思い出す

大学生だった彼がステージで日本のゲームミュージックやジャズを弾き始める
それこそ「ノミが跳ねる」ウクレレにぴったりの演奏ぶりは聴衆の驚きと笑顔を誘った

いやベースマンの彼と二人でやってきた彼らは至って大真面目
海の向こうからやってきた若者が、日本人顔負けのオタクぶりを発揮したから苦笑い

今や寿司など日本を発信基地としたこうした現象は当たり前になってきた
ネット社会はお国の裏側を知らないでも世界中に宅配できる、恐ろしい時代になってきた

メイド・イン・ジャパンの強力な信奉者である私も、昨今の政治経済は時代遅れのハリボテの飛行機に乗っているとしか思えない
国粋主義者を急追する左派の民主党が奮戦するアメリカの大統領選の方がまだマシかもしれない

じっと青い月を見る


Cowboy Junkies - Blue Moon Revisited - Later With Jools

THE MARCELS - BLUE MOON

Blue Moon - Diane Shaw (Jazz version)