西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ820 【自衛隊災害派遣の常態化】

2021-03-09 22:40:04 | 今日のいろいろ
こんばんは。

1都3県の「緊急事態宣言」が2週間再延長となりました。
でも、まだ「下げ止まり」ですが。
「緊急事態宣言」が解除された福岡県、昨日の新規感染者数は15人だったのですが、今日は34人です。下がってはいるのでしょうが、第3波前までの水準(0人とか1桁)はまだ遠い気がします。
今日は、大阪府も100人超えていますね。

【自衛隊災害派遣の常態化】
このタイトルの記事をYahoo!ニュースで観ました。

明後日は、「3.11」東日本大震災から10年です。

その記事の内容の前に。
私は、もう15年くらい前でしょうか。
某コンピュータメーカのもとで、航空自衛隊の仕事をしていました。
内容的には、「飛行訓練計画・実績管理」などの仕事でしたが。
そのため、茨城県の「百里基地」(現在は、茨城空港と併設)、石川県の小松基地、静岡県の浜松基地などにも行きました。

特に、「百里基地」がメインで。
戦闘機部隊の「飛行隊」と、百里救難隊の仕事をしていました。
それで、「飛行隊長」の方や、「救難隊長」の方などともお話させていただく事もありました。

航空自衛隊の救難隊は、本来の目的は、パイロットなどの乗員を救助するための組織ではあるのですが。
もちろん、民間の救助にも出ます。
自衛隊にも、陸上自衛隊、海上自衛隊、それに、航空自衛隊でそれぞれ救難を行う組織があります。もちろん、海上保安庁(「海猿」で有名ですね)や警察、消防などの組織でも救難を担当しています。それぞれ、ヘリを装備しています。

それでも、その装備しているヘリの能力や、パイロットや救難員などの(訓練された)能力で差があり、(私の知る範囲では)航空自衛隊の救難隊が「最後の砦」と言われています。

救難を行わないといけないシチュエーションは様々で、各組織により対応できる状況や、天候、昼夜の別などが異なり、特に、消防や警察での対応が難しい場合などで自衛隊の救難組織に出動要請が来るかたちになっています。

私が実際に見た範囲では、百里基地の敷地内で、ヘリがホバリング(空中で静止)し、救難員が降下訓練をするものなどですが。それを、実際の山岳地や海上などでも「訓練」として常々行っています。

百里基地の「飛行隊」(戦闘機部隊)の「飛行隊長」とお話をした時に。
「自衛隊の一番大事な仕事は、有事に備えた訓練をすること。それが、訓練で無くなったら、大変な事が起こっているということ」
「同じ、戦闘機(F-15J)でも、一機一機、癖があって。技量の問題で、まだ、この隊員(パイロット)は載せられない。などを判断して、訓練の計画をし、隊員の技量レベルを上げ、備えている」

もちろん、戦闘機と言えども、パイロット一人の技量だけでなく、整備の部隊、管制の部隊(特に、要撃管制という、アン・ノン[国籍不明機]の位置に最短で向かわせる管制をする部隊)。日本全国に点在するレーダーサイトを維持運営する部隊など、様々な役割の部隊があり、それぞれが日々訓練し。
年間800回以上の「スクランブル発進」も行っています。

航空自衛隊で言えば、日々の訓練を行いながら、救難隊は要請があれば、実際の「救難活動」に向かい、戦闘機部隊は、365日、24時間、「アラート」という場所で、実弾を積んだ状態の戦闘機とパイロットと整備員が待機し、2機体制でいつでも発進できる体制を組んで、日本の空を守ってくれています。

【自衛隊災害派遣の常態化】
今日の記事によると。

「阪神・淡路大震災」の時は、兵庫県知事からの要請が遅れたのですが、被災地の中の「陸自伊丹駐屯地」や広島県の「海自呉基地」は、独自の判断で「規定されていた(都道府県知事の)『要請に基づく派遣 』、『部隊の長の判断で派遣できる「近傍派遣」 』、『要請がなくても部隊を派遣できる「自主派遣」 』の内、陸自は「近傍派遣」、海自は「自主派遣」で、発災後すぐに動きだしていたとのことで。

ただ、当時は、まだ「自衛隊」へのイメージは良くなく、「海自呉基地」呉地方総監は、自分の『引責辞任』を覚悟して、「自主派遣」を決断されたそうで。また、陸自の中部方面総監は、発災から9日後の会見で、マスコミから「出動が遅かった」 と批判されたそうです。

ただ、「阪神・淡路大震災」後、自衛隊への「災害派遣」への期待は広がり、法改正もあり、各方面との「共同訓練」の実施などもあり、「東日本大震災」
を始め、「熊本地震」などの大規模な地震災害、大規模な豪雨災害にたびに、「災害派遣」を行い、その期間が長くなり、「訓練」に支障が出る事の懸念も。

更には、今の「尖閣」の問題などを含め、「災害派遣」と同時に「防衛のための活動」を行わなければならない事態が発生した場合。など。

【自衛隊災害派遣の常態化】
そういう、自衛隊の「災害派遣」の中で気になっていたのは。
「鳥インフルエンザ」などが発生した場合の「殺処分」の措置に対しての「自衛隊への『派遣要請』」。

他に手段や人出が無いからなのかも知れませんが。
「自衛隊じゃないといけないのかな」?

例えば、地震や台風などの水害で、「給水」が必要となった時に、「自衛隊が派遣されている」ニュースを観ますが。(人手の問題もあるのかも知れませんが)周辺自治体間での協力体制がどれほど出来ているのか。
「電気」「ガス」「水道」とも、その復旧には、専門設備、専門知識が必要で、大規模災害の場合には会社間の相互支援もあるようですが。

決して、「自衛隊の『災害派遣』」が必要ないなどとは思いませんが。
この記事でも述べられていたように、「自衛隊の『災害派遣』」の期間を限定するとか、『代替する組織』を編成するなどの事も必要なのかな。と。

「消防団」の組織を、もう少し「規模」を拡大した。
『ボランティア組織』、『企業の様な有償で動くプロ集団組織』、『自治体や企業などの相互支援組織』。そして、そこへの「資金の支援」。

日本は、残念ながら「災害大国」です。
「地震」「台風」「豪雨」・・・。そして、今は「疫病」。

「自衛隊以外の『何等かの組織化』」とそのための「法整備」「予算」。
必要な時期なのではないでしょうか。

【LINE『福岡市』】
車の運転をしていた時に、「ラジオ」で聞いて、興味はあったのですが。
福岡市の「LINE公式」。

今日、登録しました。
「福岡市の公共サービス」「災害情報サービス」など。
いろいろ登録しましたが。

その内の一つ。
「ゴミ収集」通知サービス。
今日、さっそく、「通知」が届きました。

以前にも書きましたが。
「福岡」での「ゴミ収集」は、真夜中です。
届いた通知には。
「3月10日(水)は〇〇(地域)の『燃えるゴミ』の持ち出し日です。」
「福岡市指定の『燃えるゴミ用』袋の入れて、日没(暗くなって)から夜12時までの間に出して下さい。」

でも、聴いた「ラジオ」の内容によると、「災害情報サービス」が。
「災害情報サービス」では、LINEと共同で、「防災訓練」をしたそうで。
それも、LINEの「福岡市サービス」の登録している人に対して、「日付は指定してたそうですが」「時間は指定せず」。
(記憶では、昼休み時間帯だったようですが)
『緊急事態』の通報をして。そうれに「応答」する訓練だったような記憶ですが。その『緊急事態』の通知音も、あの「けたたましい」ものではない様で。

福岡市の「行政サービス」の一環で。

今日、登録したばかりなので。
「明日は『燃えるゴミ』の日です。」

では、また。