西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ899 【ニュースから思ったいろいろ(その2)】

2022-05-05 23:47:06 | 今日のいろいろ
こんばんは。


やはり、テレビばかり観ていて。
ただ、すごく気になるのが、手の甲と、腕がすごく痒くて、ぼちぼちが増えてはっきりしてきて。
前回の診察の時に、担当医から「赤みが引いてきているから、薬の量を減らしましょう」と言われ、朝・夕食後の1日2回だったものを朝の1回だけに変更になりました。ただ、休日なので担当医には相談もしていませんが、元に戻して、今日から朝夕2回に。次回が16日(月)なので、それで8日(日)まで様子みて、9日に病院に連絡して、(16日までの1日1回分しかないので)薬の処方をお願いしようかと思っています。

とりあえずは、様子見。

【日本て平和】
ニュースなどを観ていると、トップニュースはやはり「ウクライナ情勢」で。

戦車の戦闘シーンや、意味が分からないけれど、遊園地に爆弾が着弾して爆発する監視カメラ映像や、製鉄所から救出された市民の姿など。
現地、ウクライナは大変な、悲惨な状況です。

と。
画面が切り替わり、高速道路の渋滞の中継が映され。
つくずく、日本て平和だな。と思います。

【ロシア製戦車】
何回か前に、ロシア製戦車が弱い事を書きましたが。

ウクライナからの映像を観ていて、不思議に思っていた事があります。
戦車の砲塔(戦車の上部にあって、大砲が付いていて、くるくる回すことができる部分)だけが転がっている映像です。
「あれ、本体は?」と。

その原因が、あるニュースを観て分かりました。
実は、現在、戦場で使用されているロシア製戦車のT72は、動きを機敏にするため軽量化されていて、装甲も薄く、砲身も短くされているそうで。
それで、一番の問題は、大砲の予備の弾薬を床下に格納していることで、そこから砲身に充填する仕組み。
それが、設計上の問題で、対戦車ミサイルなどで砲塔内まで影響が及んだ場合、予備の砲弾まで誘爆が起こり、それで、ビックリ箱のフタの様に(記事でそう表現されていました)、砲塔だけ飛んでしまうようです。

それで、砲塔さけころがっている映像に納得。
ただ、その場合、戦車の搭乗員は無事ではすみません。

ロシアの戦車の映像を観た時に、周囲に小さな箱が連なって取り付けられています。あれは、外部から砲撃された場合の衝撃を緩和するためのもので、中に火薬が入っています。
外部から砲撃などされた場合に、あの箱が爆発して、衝撃を和らげるもので、その研究、開発ではロシアが進んでいたそうです。

ところが、ロシア軍部隊が首都キーウを攻めていた当時のニュースで。
ロスア軍戦車部隊のロシア兵が、あの箱を開けてみたそうで。そうしたら、空だったという話でした。
これも、ロシア製戦車が弱かった原因。(さすがに、今はそんな事はないでしょうが)

でも、アメリカ製の対戦車ミサイルの「ジャベリン」は、攻撃する戦車を補測して発射すると、その後、戦車が動いてもミサイルが補測を継続し、最後は、いったん上昇して、砲塔部の上面から攻撃するそうです。
なので、あの箱状のもので側面を保護しても、意味がないようで。

別のニュースで。
ロシアの兵員輸送車。
戦車の様で、六輪や八輪の大き目のタイヤで走行し、兵員を内部に入れ、移動する車両ですが。ロシア製の兵員輸送車が、ちょっとしたぬかるみから抜け出せないのだそうです。

その原因の一つがタイヤ。西側の同様の兵員輸送車のタイヤは、フランスのミシェラン製の400万円超えのものを使用しているそうですが、ロシア製の兵員輸送車は、ミシェラン製を模した中国製で、2万円台のもの。その差だとか。

ロシアは国土も広く、大国ではありますが、経済規模はそれほど大きくはありません。主な輸出品は、石炭、石油、天然ガスなどの鉱業製品と、農産物、水産物、そして、兵器。
西側の様に、輸出できる工業製品が乏しいのが実情で。

【ロシアは嘘つき】
ロシアは、「民間施設は攻撃していない」と言いながら、都市の大部分が機能的に施設が何かは問わず、全て破壊していて。民間の戸建ての家まで破壊。

病院も爆撃し、その理由付けとして「(ウクライナの)ネオナチ勢力が、患者などを排除し、拠点化していたから」と。
実際には、本当に子ども・産婦人科病院で。

爆撃後、救出された妊婦が、爆撃によるケガで、妊婦も子供を死亡したり。
その病院で、写真に写って報道された妊婦を、何かに出ていた女性で、あの写真は、演技によるフェイクだと。
実際には、その後、ウクライナから実際に出産した後の写真が公開され、フェイクではない事が証明され。

最近では、あの製鉄所について。
プーチン大統領が、ロシア軍参謀本部長から戦況報告を受け、地下豪にウクライナ軍と一般市民が立てこもり、戦闘が続いている事の報告を受けると。
「攻撃をやめ、その代わりに、ハエ一匹も逃さないように」と大統領が指示する映像が流れ。
でも、結果的には、攻撃は止んでおらず。

これは、まさに嘘で、表向きだけであるのか。
はたまた、プーチン大統領の命令が、ロシア軍の末端まで届いていないのか。
多分に、いろいろな嘘の発言も、国内向けであるのでしょうが。
現地からの報道を観ている諸外国からすると、嘘であるのは見え見えなのですが。

5月9日の「対独戦勝記念日」に、プーチン大統領が、「戦争状態である」「宣戦布告」と発言するのでは、との憶測が出ています。
「戦争状態」であることを宣言することで、ロシア国内での「戦時」の徴用が可能となるからだそうですが。

私は、個人的には、それはないだろうと思っています。
それは、これまでのプーチン大統領、ロシア政府、ロシア軍の発表が、「計画とおり」と国内向けにも伝えていますから。
「戦争状態」である事を宣言することは、これまでロシア国民に伝えてきた事とは違う、「計画とおりには進んでいない」事を伝える事になります。
まあ、その場合も、いろいろな言い回しにするのでしょうが、様は、今まで国民に嘘をついてきたことになります。
ロシア国民が「疑念を抱く」様なことを発表できるか。
その点で、私は「ないだろう」と考えています。
(ロシア政府も否定していますが)

ただ、実際に「戦争状態」であると宣言した場合。
よほど、ロシア政府も詰まっているのだろうと。

そういう意味で、5月9日に、プーチン大統領は、その様な演説をするのか。
興味津々です。

また、いろいろ書いてしまいました。
では、また。


今日のいろいろ898 【ニュースから思ったいろいろ】

2022-05-05 15:29:06 | 今日のいろいろ
こんにちは。

今日は5月5日(子供の日)で、休日です。
GWも後半で、今日あたりはUターンの混雑のピークなのでしょう。移動って、疲れますよね。事故など起きないことを望みます。

そんな中で、買い物以外の一切の外出をしていない私は、ニュース、報道、情報番組を観る機会も多く、その中で気になったものをランダムに。

【再生可能エネルギーから水素製造】
三重県の企業と神奈川県の企業が共同で、風力発電と太陽光発電でできた電気を使って、水から水素を分離する実験を始めたとのニュース。
それも、国、自治体、大学、大企業からの補助などまったなしで。ということだそうです。

コストの問題など実現性はというところはありますが。
再生可能エネルギーである太陽光発電は、太陽が出ている時間帯しか発電はできません。風力発電は、風量が安定しないと発電できる量が不安定になります。
そこで、蓄電できればいい訳ですが、EV(電気自動車)をはじめ、今、バッテリーの開発競争が起きています。小さく容量が大きければ、それだけ長い距離を走れるからですが。やはり、ここにもコストの問題も。

その「蓄電」の代わりに、「水素」に変換して貯蔵し、必要な時に、燃料電池などで使用できれば。

外国を含め、多くの自動車メーカーや新興メーカーがEV(電気自動車)にシフトしていますが、EV化するには、そのれに見合った発電設備が必要になります。つまり、発電所が今より多く必要になる訳ですが。
CMでもやっているように、トヨタ自動車は、もちろんEVも「本気」。燃料電池車(水素)も「本気」。PHEVも「本気」と。

自動車メーカーなどが全てEVにシフトして、EVしか生産されなくなると、電気事情が苦しい国、地域では困るケースも出てきます。
なので、他の選択肢も必要。
EVの弱点として、充電に時間がかかる部分もありますが、中国のメーカーではバッテーリ自体を交換してしまうものも。ただ、このバッテリー交換場所も、充電ステーションも、水素ステーションも、今のガソリンスタンド程度までは数を整備する必要があるのですが。

今回の、再生可能エネルギーから水素を作る実験。大手などが行っていないのは、採算の問題、効率の問題などがあるからなのかも知れませんが。何か、ロマンがあるというか。期待したいですね。

【「貨客混載」「半導体不足」】
これは、別々の報道だったのですが。
京成電鉄で、沿線で収穫された野菜を電車で都心に運び、駅で販売する実証実験を開始したというニュース。
実は、これ、もう多くのところで取り組まれていて、例えば、JR九州も1年くらい前から、鹿児島で朝とれた魚を九州新幹線で博多に運び販売することを月数回のペースで行っています。JR東日本での新幹線利用もニュースで観たことがあります。

これらは、「新型コロナ」による利用者減少による収入減少に対する対策として検討されている訳ですが。「新型コロナ」は、いろんな面に変化をもたらしました。

「新型コロナ」によるリモートワークや、リモートでの授業などでパソコン等の機器の需要が急拡大したこと。それも、世界的な半導体不足の原因の一つとなっています。もちろん、パソコンだけでなく、プリンタや通信機器なども半導体を使用しています。

実際に観たニュースは、日本の国内半導体メーカ各社が、数1000億円から数100億円の設備投資をして、半導体を増産する体制に入っているとのこと。

一概に「半導体不足」と言っても、半導体の種類は多く、増産したものがダブつく可能性もある訳で。

それとは別の面で、今回は「新型コロナ」でのパンデミックが主原因ですが、生活様式や働き方などの要素が変わることで、突然、需要、人流が変わってしまうこと。それにより、今まで順調であったものがダメになったり、意外な需要で新しい商売というか事業が立ち上がったり。
様は、情報収集して、臨機応変に対応しないと。ということですね。
例えば、PRの方法を変えるとか。

【ウクライナ関連】
観たニュースは、「ロシアが、対艦ミサイルで地上攻撃。不足している模様。」と言うような内容のもので。

先ほどの「半導体不足」もそうですが、ロシアに対して西側諸国は「半導体」や「電子部品」など各種部品の禁輸を行っており、ロシア国内の軍需産業が一番最初に影響を受ける。と。
つまり、「半導体」が無ければミサイルも作れない。

ロシアの自動車メーカが、イランに自動車部品の供給を打診したとのニュースも。

航空機に至っては、アメリカのボーイングも、ヨーロッパのエアバスも、航空機部品のロシアへの供給をストップしているので、両社の航空機はロシアでは飛ばせない状況になります。

話は少し違いますが、中国が純国産の旅客機を開発しているのですが、そこには外国から輸入した電子部品、制御システムが使用されていて。仮に、ロシアの様に中国が禁輸対象になると、この旅客機も製造できなくなります。
代替品が無いので輸入している訳で、輸入できないからと代わりを用意できる訳ではありませんから。

ロシアへの経済制裁の影響は、じわじわと出てきているはずです。

別のニュースで。
国際的ハッカー集団の「アノニマス」が、ロシア国内の携帯電話番号、メールアドレスを億単位で公会したと発表しています。
公会された携帯電話番号、メールアドレスに、(ウクライナに対する)ロシアの実態を知らせましょう。というものです。

更に別のニュースで。
ロシアのウクライナ侵攻以降、ロシアから脱出した(ロシアを捨てた)ロシア人が30万人を超えたと。
以前に、日本に住むロシア人の若者が、ロシアがウクライナに対して行っている事を、本国の親に伝えたところ、親からは「あなたは、騙されている」と言われ、信じてもらえなかった。つまり、ロシアのプロパガンダが(特に中高年の)国民に浸透してしまっている。ということで。
プーチン大統領の支持率が80%強というのも、わかります。

ところが、「ロシアから脱出したロシア人が30万人超え」のニュースで、隣国ジョージアに脱出した若者が、ロシアに居る親に電話したところ、今までと対応が変わった部分があるそうで。親からは、「おまえの考えるとおりにしたらいい」と言われたと。親も、プーチン大統領、ロシア政府に疑念を持ち始めたのではないか。と。

ロシアが恐れているものとして、ロシア兵の母親。西側の見積では、ロシア軍の戦死者は2万3000人に上るのではないか。と。
この「大儀」のない戦争で、大事な子供が戦死した母親の心情。ロシアでは、戦死者への弔慰金は日本円で2万円にもならないそうです。

今日、昼の情報番組で。
中高生と、「軍事」「哲学」の専門家との勉強会の様子が放送され。
そのテーマが、「ロシアのウクライナ侵攻」。
その中で、「どうすれば。どうなれば終わるのか?」という疑問に対して。
専門家は、「専門家の中でも、結論は出てこないものです」と。
ただ、「ロシアの問題は、ロシア人が解決するのが一番いい」。つまり、ロシア国内で、「戦争反対」の世論が高まり、それにより止めるのが一番。と。

いろんなニュース、情報に触れると、いろんな事を考えるものです。
ただ、ニュースや情報を鵜呑みにしてはいけませんが。

では、また。