こんばんは。
福岡近郊では、「鳥栖プレミアムアウトレット」(三菱地所)が以前からあったのですが、場所は佐賀県鳥栖市。
それが、4月25日(月)に、福岡市博多区の青果市場跡地に「ららぽーと福岡」(三井不動産)が開業し、4月28日(木)に北九州市のスペースワールド跡地に西日本最大級の「ジ・アウトレット北九州」(イオン)が開業しました。
福岡市内、北九州市内に大規模商業施設を開業できたのは、青果市場の移転や、スペースワールドの閉園により大きな跡地が出来たためで、両方とも比較的交通の便が良く、鉄道の駅からも近いところになります。
4月25日(月)、28日(木)に病院に通院する際に、JR竹下駅から「ららぽーと福岡」に歩いている多くの人を見かけました。公式には「徒歩9分」と表示されています。
福岡市内には、天神地区と博多駅周辺の大きな商業地域があり、その中間にキャナルシティがあります。
今回の、2つのアウトレットの開業で、周辺地域にあるイオンモールなどを含め、人の流れが変わるのでしょうね。
ちなみに、「ららぽーと福岡」にある等身大ガンダムは、1時間に1回動くそうです。
【『朝まで生テレビ』】
固い話になりますが。
金曜の深夜(土曜の朝)でしたか、ふとチャンネルを変えたら『朝から生テレビ』をやっていました。
テーマが、「日本が侵略されたら、あなたは戦いますか?」だったと思います。確か、50数%が「戦う」の回答だったのですが、もちろん「戦わない」の回答も。
その「戦わない」の回答の中で、「戦争はいけない事だから」というのがありました。
「憲法第9条」の改正を含む『憲法改正』に反対する人に意見の中に、「戦争に至らないように外交努力、対話をすることが重要」というものがありますが。正論ではあります。それが理想。
でも、今回の「ロシア」の「ウクライナ侵略」が、「対話も何もない」「一方的に侵略してくる国がある」ことを証明してしまいました。
その「ロシア」と日本は、陸続きではありませんが、国境を接しています。
過去、日本も「侵略」を行っていた訳ですが。
私が思うに。ですが。
もし、日本が他国から「侵略」を受けるとしたら、今回のロシアのウクライナ侵略とは全く異なる部分がありましす。それは、日本が島国であることです。
ロシアとウクライナの様な陸続きではありません。
なので、早い時期に戦車が進攻してくる。と言う事はありません。
その代わり、まずは、巡航ミサイルなどによる攻撃と、戦闘爆撃機による爆撃で、自衛隊基地、米軍基地を始めとする軍事施設、空港、港などから攻撃、破壊が始まります。
それで、「反撃能力」を弱体化させた上で、始めて、「揚陸強襲艦」等で、兵員や戦車などの車両を、日本国土に上陸させてくる事になります。
先ほどの質問で、「戦うか?」と言われても、最初の段階のミサイル、戦闘爆撃機などでの攻撃を受けている段階では、何もすることが出来ません。その間は、自衛隊の対処に頼るしかありません。
では、今回の「ウクライナ侵略」で、ウクライナ市民は、「地下シェルタ」や「地下鉄の駅」、「家の地下壕」に避難していましたが。
日本には、「地下街」「ビルの地下」はあっても、「地下シェルタ」はありません。もちろん、各家庭(戸建て)に「地下壕」はありません。
地震や台風などでの「避難所」は、学校の体育館などに開設されますが、他国から侵略を受けた場合の「避難先」は、おそらく全く想定されていません。
ビルの地下も、地下街も、地下鉄の駅も、他国からの侵略の際の「爆撃」などを想定した作りにはなっていないと思います。
今回のロシアの様な、軍事施設だけでなく、無差別な攻撃をしてくる場合、私達は、おそらく、田舎の方や山の中に逃げるしかないでしょう。
ただ、それで生き残って、他国の地上軍が上陸してきた場合に「戦うか?」になります。ただ、日本政府が、どの時点で「降伏」するかですね。
もし、中国の「台湾侵略」があった場合、日本は「無関係」ではいられません。中国から何等かの攻撃を受ける可能性はあります。更には、「台湾からの難民」が押し寄せる可能性も十分にあります。
仮に、日本の米軍基地から、アメリカ軍が台湾防衛に参戦した場合には、日本の米軍基地および日本も攻撃対象になります。
ロシアも北方領土にミサイルを配備しています。
まずは、「ミサイル防衛システム」、「戦闘機」、「潜水艦を含む海上防衛」の整備、強化で『制空権』を握られないようにする必要があります。
また、「ミサイル攻撃」や「空爆」での被害を最小限に抑える防衛力の強化が必要であり、災害発生時と同様に、「有事」の際の一般国民の行動について、退避場所についてもあらかじめ検討しておく必要があります。
なんなら、「シェルター」や「地下壕」を徐々に準備しておく必要もあります。
今回の「ウクライナ侵略」で、「中立国」を宣言している「フィンランド」と「スウェーデン」がNATO加盟に方向転換しています。
それは、国際法で定義されている「中立国」に対しても「侵略」する国が、現実として存在してしまったためで。
ウクライナの隣国である「モルドバ」も、親ロシア派の地域があり、ウクライナと同様の事態になる可能性があります。
ロシアは、「ロシア語を話す(人の居る)地域」はロシアの一部だとの考え方があるようで。
中国が、東シナ海、南シナ海で、勝手に線引きをして「領有権」を主張し、「台湾は中国の一部だ」と主張しているように。
勝手な「論理」「主張」で、軍事進攻してくる可能性がある訳で。
『日本だけ特別』ではいられません。
「今回のウクライナの状況を理由に、憲法改正を論ずるのは・・・」という党がありますが。今だから、「憲法改正」を論ずるべきで、「他国からの攻撃・侵略」を受けた場合について論ずるべきです。
と私は考えます。
【ウクライナ軍のロシア国内攻撃】
「ロシア国内(西部)の軍事施設に対して、ウクライナ軍が攻撃をしている」とのニュース。
ロシア軍が、ウクライナの燃料貯蔵施設、武器庫などをミサイル等で攻撃し破壊したとのニュースがありますが。もちろん、あれは、ウクライナ軍の補給を断つためで。
ウクライナ軍も同様に、ロシア軍の「補給路を断つ」のは必然の攻撃で。更には、一方的にロシア軍にウクライナ領土内の民間施設、住宅、病院、学校などまでを含むものを破壊されている訳で、これまでは、ロシア国内には何も「被害」がありませんでした。
(戦争を拡大する可能性は多々ありますが)ウクライナ軍がロシア国内のロシア軍の施設などを攻撃する。私は、大いにありだと思っています。
今の激戦区はウクライナ東部ですが。ロシア軍とウクライナ軍の闘いは一進一退で、ロシア軍も思うようには侵攻できていない様です。
それは、キーウを攻撃した際の「補給」の問題もあり、ロシア軍は「補給路」を長くしたくない。できないための様です。
なので、ウクライナ軍が、ウクライナ国内に居るロシア軍の、その先にある「補給路」「補給施設」に対して攻撃、破壊することは、戦争を終わらせる早道。
食料、燃料、武器・弾薬などの補給を断つことで、ロシア軍を弱体化することができます。
ロシアが、「アメリカ・NATOからのウクライナへの武器供与を止めるように」と言っている様ですが、それは、逆に「供与された武器」がロシア軍にとっては「脅威」になっているという事。
万一、ウクライナに対して「核兵器」「細菌・化学兵器」が使用された事が明確になった場合、NATOは「参戦すべき」ではないかと思います。
もし、モルドバも巻き込まれた場合も。
その際には、「第3次世界大戦」となる可能性もあります。
そうなると、ロシアは東。つまり、日本、アラスカなどに対しても攻撃をしかける可能性があります。
また、この機会に乗じて、中国が「台湾進攻」に出る可能性もあります。
北朝鮮も動くかも知れません。
そうなると、日本は「北」でロシア、「西」で中国と対峙しなくてはならなくなる可能性もあります。
そういう「戦争拡大」の可能性も十分にありますが。
ロシア軍の補給路は断つべき。そのために、ウクライナ軍によるロシア国内軍事施設への攻撃は必要。
まずは、5月9日のロシアの「戦勝記念日」に向けてのロシア軍の動きを注視する必要があり、今後、どう情勢が変化するのか、注視する必要があります。
「日本は特別」ではいられません。
何か、勝手にいろいろ書いてしまいましたが。
では、また。