おはようございます。
もう、ずっとなのですが。
睡眠時間、睡眠時間帯が安定しなくて。早い時間に眠ってしまい、午前2時、3時に起きて、以降眠れなかったり。
仕事に復帰して、普通に「通勤」していれば、リズムもできるのでしょうが、「リモート」なので。まだ、4月までの仕事をしていない日々の生活が抜けていません。
身体のためにも、規則正しい生活をしないといけませんね。
【西九州新幹線】
今年の9月23日に、「西九州新幹線」が開業します。ただし、佐賀県の「武雄温泉駅」から「長崎駅」までの区間で、九州新幹線(博多-鹿児島中央)とは繋がっていません。
先日から試運転が始まりました。
かつて、九州新幹線も、「新八代ー鹿児島中央」間で暫定開業しました。
それは、「新八代ー博多」間がほぼ平地であるのに対して、「新八代ー鹿児島中央」間が山が多く、トンネルなどの工事が必要な関係で先行して工事が進められた結果でした。
その後、「新八代ー博多」間の工事が終わり、2011年3月12日に全線開業を迎えたのですが、前日の3月11日に東日本大震災が発生し、開業イベントは全てキャンセルされました。
ただ、最初から「博多ー鹿児島中央」は結ばれる事を前提として、「新八代ー鹿児島中央」が暫定開業し、「新八代駅」では、ホームを挟んで、新幹線の「つばめ」
と、在来線特急の「リレーつばめ」が向かい合って停車し、乗客は新八代で乗り継ぐという形態がとられました。
今回の「西九州新幹線」も、「武雄温泉駅」で、西九州新幹線の「かもめ」と、在来線の「リレーかもめ」が、ホームを挟んで停車し、乗客は乗り換えることになります。
「西九州新幹線」は、紆余曲折があり。
「フリーゲージトレイン」の開発も行われました。在来線のレール幅と新幹線のレール幅の違いを、列車の台車の車輪幅を変えることで、新幹線と在来線を同一列車で走行するというものですが。技術的な問題(安全性など)が解決されず、不採用となりました。
更に、「フル規格新幹線」とするのか「ミニ新幹線」(山形、秋田新幹線形式)とするのかの問題もあり、最終的には「フル規格新幹線」として工事が進められたのですが。
この「西九州新幹線」について、佐賀県がその費用負担と地元への効果に対する問題、並行在来線の扱いの問題などが解決せず、佐賀県内の「武雄温泉」から「新鳥栖」間の取り扱いについて決着しないまま、今回の開業を迎えました。
なので、今回の「西九州新幹線」開業が、地元にどれだけの経済効果を生むのかは、ちょっと疑問です。
佐賀県の主張も分かるのですが。
「西九州新幹線」の佐賀県内の駅は、「武雄温泉駅」と「嬉野温泉駅」です。両方とも、温泉地、観光地です。
ただ、博多方面から見ると、「武雄温泉」は、これまでと変わらず、新幹線は利用しないこととなります。「嬉野温泉」も新幹線の一駅。
確かに、博多駅と佐賀駅間は、在来線特急でも所要時間は短く、通勤圏内です。博多方面を観ればそうですが。
九州新幹線は、全線開業の機会に、山陽新幹線との相互乗り入れで、「新大阪ー鹿児島中央」間の直通列車ができました。新大阪からであれば、乗り換えなしで鹿児島中央まで行けます。
西九州新幹線も、佐賀県内の区間が完成すれば、「新大阪-長崎」間の直通列車が走るのでしょが。今回は、新幹線から博多で在来線特急に乗り換え、武雄温泉駅で、また、新幹線への乗り換えが必要となります。
簡単な話ではないでしょうが。
「新鳥栖-武雄温泉」間が開業して、初めて、効果がでるものと思いますので、九州の発展、経済、生活のためにも、早く、佐賀県内の開業が望まれるところです。
これと、また、事情は違うのですが。
JR東海が進める「リニア新幹線」の静岡県問題。
静岡県内には駅が出来ないとのことで、静岡県にとっては、メリットは何もなく、デメリット(水の問題など)しかないのですが。
個人的には、日本の発展のために、もう少し協力しては。とは思います。
以前に読んだある記事では。
東海道新幹線で、(当初なのかな?)「のぞみ」静岡県内停車しない問題。
東京-名古屋-京都-新大阪のスピードを優先するため、「のぞみ」が常時停車する駅が静岡県内に設けられず、静岡県知事は、それを根に持っている。という記事。JR東海への恨みみたいな。
真偽のほどは定かではありませんが、静岡県知事の対応を観ていると、あながち間違いでもないような。
「西九州新幹線」
佐賀県内の問題を解決し、九州新幹線との接続を実現してもらいたいものです。
では、また。