こんばんは。
台風10号は、朝観たコースでは、鹿児島県から宮崎県を通過するコースでしたが、帰って観たら、東シナ海まで出て、鹿児島県と熊本県境から大分県方面へ抜けるコースに変わっていました。
でも、予感ですが、もっと北側に回り込んで、長崎県、佐賀県、福岡県あたりを通過しそうな気がします。
遠回りになった分、台風が通過する日時も1日くらい遅くなっているようです。
どちらにしても、福岡では28日~29日くらいが警戒だと思います。
進路予想、注視します。
【大阪で維新現職落選】
大阪維新の会の牙城とも言える大阪府内の箕面市市長選で、大阪維新の会の現職が、自民党を離党して無所属で出馬した元県議に敗れ落選しました。
大阪府下の自治体の首長選挙では初めてとのこと。
大阪府知事で、大阪維新の会代表の吉村知事も何度か応援に入っていたそうですが「完敗」とのこと。
当選した元府議の原田氏は、前回の府議選で自民党から出馬し落選。今回は、自民党を離党して無所属として出馬したものの、自民党、公明党の支援は受けていたようです。でも、完全に裏方に回り、「自民色」を消して戦った結果のようです。
一方で、落選した現職の上島氏は、6月19日の箕面市議会で、2025年大阪・関西万博の安全性について質問した市議に対して「万博行くなよ。出入り禁止や」などとヤジを飛ばし、吉村知事の助言で発言を撤回していた、とのこと。それも影響したのでしょうか。
吉村知事は、これから敗因については分析する必要がある。といいつつ、箕面市長選の応援で市内を練り歩いた時に、「箕面市民の方が『維新を応援しているだけど、今回の斎藤さんの件(兵庫県の斎藤知事のパワハラ・おねだり疑惑)はやっぱりおかしいんじゃないか』っていうことを直接・・・そういう話もありました」と声をかけられたことを明かしたそうです。
吉村知事も、落選した上島氏の発言の問題の他に、兵庫県の斎藤知事の問題も影響していることを感じているのかも知れません。
その斎藤知事のニュースは、ほぼ毎日。
23日には、県職員へのアンケートの中間報告と、6人の件職員からのヒアリングを行ったそうで、これまで報道されていなかったパワハラ、おねだり疑惑の内容のものも出てきているようです。
それより何より、告発をした(亡くなった)県幹部A氏が、先にマスコミや県議への「外部通報」を行い(これも「内部通報として認められるとのこと)、その後4月4日に県の内部通報窓口にも同告発文書を提出したとのことですが。
(1) 内部通報者を特定する行為は、禁じられている
にもかかわらず、人事を通じて内部調査をさせていて、A氏を特定し、パソコンも押収して内部を調査、スマホの中も調査したとのこと。
(2) 内部通報者は保護対象(条件あり)
であるにも関わらず、内部通報の内容についての内部調査が終わる前に、本人に対して懲戒処分を下していること。
報道では、どうも知事の指示によるようですが、先に辞めた副知事も、相当関与していて、パソコンやスマホの調査にからんでしたようです。
他県のことで、毎日のように記事が出ていて、読むだけでも腹立たしくなるのですが、これまでは各のを控えていました。
少なくとも、自分に関連する事案で2人の方が自死しているという事実を含め、刑事事件になってもよさそうな内容もある気がします。
記事を読む限りでは、『人としておかしい』人物であるように思います。
一部指摘では、議会で『不信任決議』を行えば、辞めさせた上で、再度選挙を行うことも可能とのことですが、当選時に応援していた自民党は批判に回っているようですが、維新が煮え切らないようです。
その辺りも、大阪は兵庫県の隣ですから、特に、箕面は大阪府の北部。
今回の落選には、多少なりとも影響があったのかも知れません。
【一番人気の石破氏は】
自民党総裁選への出馬を宣言した石破氏。
今日、石破氏についての2つの記事がありました。
ひとつは、テレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」で、政治評論家の田崎史郎氏が、視聴者からの「いしばさんが議員から嫌われる理由はなんですか?」のド直球の質問に答えたとのこと。
デイリーの記事から。
解説として出演していた田崎氏は「厳しい質問ですが」と苦笑いを浮かべると「石破派にいた議員に聞くと、その議員は石破さんに『皆さんと飲み食いした方が支持者増えますよ』と進言したが、石破さんは『飲み食いで人が集まるのはおかしいだろう、政策で一致すべき』と、その案は却下された」というエピソードを紹介。
「その議員が言われたのは、正しいことを言うのが政治家ではなく、正しいことをやるのが政治家なんだと。ある意味妥協しないといけないが、石破さんは理想を追求しているということ」と回答した。これに羽鳥慎一アナは「正論なんですけどね。人がついていくかは、そこは話が変わってくると」と納得していた。
との内容でした。
もう一つ。FLASHのニュースで。
『「一度吐いたツバは飲み込めんよ」石破茂氏 “裏金議員” 非公認をわずか1日で撤回「手のひら返し」に非難轟轟』
というもので。
24日の会見で。
「石破氏は『裏金事件に厳しく臨む』と明言し、『国民の審判を受けるにふさわしい候補者か、党として責任を持つ』と述べました。これは、自分が総理総裁になったら、次の国政選挙では裏金事件の処分議員を公認しない可能性があるということ。
ところが、25日には、
「裏金事件に関係した議員の選挙での公認について、改めて聞かれた石破氏は、『新体制になってどうするのか決める。(党総裁に)なってもいない者が予断を持って言うべきではない』とトーンダウンしたのです」(同前)
とのことで、Xでは。
《国民欺いた裏金議員、それを無視出来ない根性無し…そもそも『もう済んだ事』にして、自分が次の選挙で当選する為だけに『都合良い人』を選ぼうとしている茶番劇だろ!》
《ほらね? 昨日威勢の良い事言っておきながら、次の日にはもう弱気。コイツも所詮こんなモノ。》
《石破はん、一度吐いたツバは飲み込めんよ》
など非難の声が上がっていたとのこと。
さすがに、これは「失敗」では?
政治資金の不記載があった現職議員は計85人。そのうち過去5年間の不記載総額が500万円以上の議員らと安倍派幹部を含む計39人が処分されています。これらの議員が公認されないとしたら、総選挙の結果を大きく左右しかねません。
裏金事件では “正論” を述べて自民党の金権体質を批判し、『味方の後ろから鉄砲を撃つ』『裏切り者』と反感を買ってきた石破氏ですが、今回も安倍派の議員から一斉に反発の声があがりました。党内での反発はある程度見越したうえで、国民からの一定の支持を得ようとしたのでしょう」(政治部記者)
まだ、出馬する人が全員揃った訳ではありませんが、「誰が出て」、「何を言うのか」。直接選べる選挙ではありませんが、発言をよく聞いておかないといけませんね。
では、また。