こんばんは。
実は、仕事をしながら気にはなっていたのですが。
ドジャースとパドレスの試合です。
ドジャース1勝2敗で迎えた4戦目。パドレスが勝てば、先に3勝でパドレスが勝ち抜けます。ドジャースの土壇場でした。
でも結果は、ドジャース8-0パソレスと快勝。
これで、ドジャーススタジアムに戻っての5戦目に勝った方が勝ち抜けます。
報道によると、2戦目に先発したダルビッシュが5戦目の先発とのこと。ドジャース打線は打ちあぐねて負けましたから。
さて、地区予選5戦目はどうなるでしょうか。
【最低賃金1500円反論】
昨日、衆議院選挙に向けた政策にある「最低賃金1500円」。自民党、立憲民主党から出ているようですが、ただ上げればいいというそんな簡単なものではないと書きました。
今日、Yahoo!ニュースで見た「朝日新聞デジタル」のニュース。
『「最低賃金1500円は恥ずかしい公約」 島根県知事が与野党を批判』で、島根県の丸山知事が「最低賃金1500円の政策を批判していました。
丸山知事は「目指す方向は正しい」としながらも、「島根県内の企業が求められた時にやすやすとできるわけがない。最低賃金に対応するために中小企業がつぶれかねない。どうやって実現するのか。空手形になりかねない」と指摘。賃上げの原資を政府が負担するわけではなく、中小企業が賃上げできる環境も整備されていないとして、「恥ずかしい公約」と批判した。
とのことです。私と同様の事を発言して下さいました。
韓国の文在寅前大統領が就任直後に、最低賃金を一気に引き上げたことがありました。それで何が起こったか。
一つ目は、中小企業の中で人件費高騰で立ち行かなくなるところが出てきた。
二つ目は、失業者が増えた。
です。
政策としては、「労働者の待遇改善」のためなのですが、それによって勤め先の潰れてしまったり、勤め先から解雇されては意味がありません。
今の最低賃金は、約1000円です。これを1500円にしたとします。
ある企業で、1時間辺り3000円のアルバイトの人件費を払えたとします。
今の最低賃金では、3人のアルバイトを雇用できます。
それが、1.5倍の1500円になった場合、3人をそのまま雇えば1時間辺り4500円の人件費が必要になります。それが負担できないとなれば、アルバイトの人数を2人に減らし、1500円×2人=3000円でこれまで通りの仕事量をこなしていくしかありません。
これを、無理して3人をそのまま雇えば、人件費が利益を圧迫して企業自体があやうくあるかも知れません。
そうでなければ、3人を2人に減らし、1人を「解雇」するしかありません。
これがあちこちで起これば、失業者が増えることになります。
残った2人も、これまで3人でこなしていた業務量を2人で担当することになるので大変です。
なので、単純の「最低賃金を上げればいい」というものではないのです。
売り上げを上げるためには、商品やサービスへの『価格転嫁』が必要ですが、競争、競合がある中で、価格を引き上げるのは、他にお客様を取られる可能性もある訳で難しいことです。
今年、日本では平均約50円ほど「最低賃金」が上がりました。
これも、これまでと比べると大きな上げ幅です。
最低賃金を引き上げるのであれば、中小企業などの支援策をセットで行ってもらいたいものですね。
では、また。