こんばんは。
今年の「ノーベル平和賞」が、『日本被団協』に決まりました。
おめでとうございます。
これまでの地道な継続的な努力が認められました。
世界では、戦争が起こっており、ロシアとウクライナの戦争では、ロシア側が当初から「核兵器」の使用をちらつかせてきました。
「核兵器」の使用だけでなく、「原発への攻撃」「核実験」などでも『被ばく』は起こる可能性があり、その結果、何が起こるのか、それを伝えられるのは日本の被爆者だけだと思います。ただ、戦後年数がたち、「原爆投下」を経験された方も高齢になっています。今の活動を次の世代に引き継いで、活動を継続していただきたいと思います。
【藤田菜七子騎手・続報】
藤田菜七子騎手の「引退」が正式に決まったとのことです。
ただ、ここに至るのには不可解な面もあるようで。
昨年5月に、10代~20代の新人騎手を中心に騎手6人がスマートフォンの持ち込みで「騎乗停止」になりました。
それを受けて、日本中央競馬会(JRA)は、競馬開催前、外部と接触できないよう競馬場やトレーニングセンターにある「調整ルーム」で過ごすことを義務付け、通信機器(スマホなど)の持ち込みを禁止していますが、それを厳格化したようです。
昨年5月の「騎乗停止騒動」の際には、JRAは全騎手に聞き取り調査を行い、その際に藤田菜七子騎手は、騒動前の去年3月頃に「スマホを使用した」ことを申告し、その際には『口頭注意』を受けたと藤田騎手サイドは訴えたそうですが。
どうも、藤田菜七子騎手の「スマホ使用」に関して、どこかの週刊誌が嗅ぎつけたようで、JRAは今になって去年3月頃の藤田菜七子騎手の「スマホ使用」を持ち出して、『騎乗停止処分』の検討を始めたとのこと。
その際に、JRA側は「JRAが全騎手に聞き取り調査を行った際に、藤田騎手はスマホ使用を申告していない」と主張し、藤田騎手サイドと全く逆のことを言っているようです。
藤田騎手サイドの主張が正しいとしても、『口頭注意』であったことなどで『記録』が残っていないのでしょう。
ただ、昨年5月に6人が『騎乗停止処分』を受けた際に、「スマホ使用を申告した」藤田騎手も同時に『処分』しておけば、この様な事態にはなっていなかったのではないでしょうか。
週刊誌がきっかけ(事実かどうかは検証できていません)ということもきになります。
藤田菜七子騎手は、女性騎手が居なかった時代に久しぶりの女性騎手としてデビューし、女性騎手JRA最多の166勝を挙げています。
彼女がデビューした当時から人気があり、JRAにも貢献してきた騎手だと思います。
そんな優秀な騎手が、この様な事態で「引退」を決断しなければならないのは、JRA側にも、藤田騎手に対する対応として問題があったのではないでしょうか。
実は、今月7日にも20代の2人の男性騎手がスマホ持ち込みで「騎乗停止」になっています。
「八百長などの防止」をしなければいけない競技であることは十分に理解できますが、10代~20代の騎手が、去年から立て続けに同じような「禁止行為」を破ったことで処分を受ける事態になっています。
もちろん、「禁止行為」については、騎手などへの通達や教育も行ってきているとは思いますが、若い騎手が、それも複数の騎手が同時に「禁止行為」を破り、『処分』を受ける事態になっているのは、もちろん、本人たちの責任ではありますが、JRAとして、何か対策、施策が不足しているのではないでしょうか。
ただ、「処分をすれば、他の騎手への見せしめとして、気を付けるだろう」ぐらいの対応であったとしたら、大間違いです。
騎手本人たちが納得して、「禁止行為」を守るだけの『教育』なりを行ってきたのか。今回の件は、JRAに問われているのではないでしょうか。
それにしても、藤田菜七子騎手の引退は『残念』です。
では、また。