西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1280 【掃除当番】

2024-07-18 22:40:13 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日、関東甲信越・東海地方が「梅雨明け」しました。
やはり、九州北部、四国、中国地方はまだのようです。

今日も気温は34度を超えました。暑かったのですが、その分、仕事場の冷房が一時寒く感じて、夕方には少し咳も出て。
大丈夫だとは思いますが、体調管理に気を付けないと。

ニュースでは東京でもということで、福岡も含めて全国的なのでしょうが、「コロナ」の感染者数が増えているようです。
それも含めて、博多駅に入ってから、仕事場に着くまでと、その逆は「マスク着用」で過ごしています。特に電車の中は。
「新型コロナ」が蔓延した時には罹患せずに済んだので、やはり感染したくはありません。もう何年もインフルエンザも感染してはいません。その分、免疫は弱いはずなので、特に注意しないと。と思っています。

【掃除当番】
日本では、小学校、中学校、高校とも、授業が終われば掃除の時間があり、『掃除当番』が教室の中などを掃除しました。当番なので、原則、全員が必ず担当しました。
時々、大掃除として、普段はあまり掃除をしない学校内の場所や、校庭の草むしりなどもありました。

これは、おそらく今も変わっていないと思います。
また、学校や、住んでいる地域での『清掃』も時々あり、外の道路などのゴミを拾ったり、草むしりをしたりもあります。

これは、私達にとっては子どもの頃から「普通」に「そうするものだ」とやり続けてきたことです。

今、国内ではオーバーツーリズムなどもあり、外国人がいろいろなところに来ています。そこで、いろいろ問題となっていることもあります。
富士山での『弾丸登山』や『軽装での登山』であったり、ゴミの問題であったり。ゴミ問題は、外国人の訪問が増えているところでは、ゴミの問題が一つの大きな問題となっています。

京都の『祇園祭』の山鉾巡行の様子が中継されていた時に、何か所か「ゴミの分別回収スポット」を設けて、ゴミが散乱しないように、ホランティアの協力を得て行っていると、そのスポットが中継で映し出されていました。

ちょっと前ですが、テレビを観ていたら、インドの小学校が「日本式」を取り入れているとのレポートがありました。
インドの小学校で取り入れられた「日本式」が『掃除当番』です。
インドでは、学校の清掃は専門の業者が入って行うのが普通だそうです。なので、子ども達が、たとえ自分が使った教室でも「掃除」をすることはありません。
それを、インドのある地域の小学校の先生が日本に視察にきて、放課後の子ども達による『掃除』の様子を見て、感心したそうです。そして、日本が、道路などのゴミが少ない国である理由というか、常日頃から自分の周囲をきれいにする習慣付けが、学校での『掃除当番』制であるとして、インドに持ち帰り、実践しはじめたそうです。まだ、ごく一部の学校ですが、少しずつ広がっているとのことでした。

私達には「当たり前」過ぎることで、その大事さに気づけていないかもしれませんが、外から見ると、衝撃的なことなのでしょうね。

何故、こんなことを書いたかと言うと。
昨日読んだ、Yahoo!ニュースの記事で。
『映画館にショートパンツで行くのはやめよう』という中国の事が書かれた記事です。

その記事では、中国のSNSで、『映画館にショートパンツで行くのはやめよう』と呼びかけるものがあり、話題になっているそうです。
その記事には写真も添付されているのですが、その写真が、すごく汚い座席の写真。何枚も。
その記事の中で、映画館に勤めていた人の話として、勤めていた映画館では、清掃は年に数回だったとか。
なので、座席が汚いので、「ショートパンツで座ると大変なことになる」という内容です。

で、中国では、これが映画館だけではなく、高速列車(中国版新幹線)でも同じように、「汚い座席」の話題が広まっているとのこと。

日本で、こんな事がSNSで広まったら、商売できなくなります。というか、考えられないですね。

テレビ番組で取り上げられていた新幹線や特急列車の清掃員の方のプロフェッショナルな仕事の様子。
新幹線が東京駅について、折り返しするまでの短い時間に社内清掃を効率的に、かつ、きれいに仕上げる方たち。作業効率と仕事の精度を上げるために工夫を重ね、例えば、座席が濡れていることを検知する小型の装置もあり、群れた座席もきれいに乾かすこともされているとのこと。

NHKの『プロフェッショナル』で取り上げられていた、「羽田空港の掃除の達人」の女性。中国人の方ですが、いろいろな道具を自分で100均で買ったものなどで作って。例えば、見えない狭いところを映せる小さい棒の付いた鏡。洗剤も対象に合わせて効果的なものを準備して。

いつも、きれいに維持して下さっている「プロフェッショナル」な方々が頑張って下さっています。
なので、「映画館の座席が汚い」、「列車の座席が汚い」など想像もしたくないですが、中国では現実にあるようです。

それが、「あたりまえ」の事になってしまっていることが怖いです。
そのあたりの意識が、きれいな自然を見に来た観光客が、その自然の中にペットボトルなどのゴミを捨てて行ってしまうことに繋がっているのか。

今年も富士山が「山開き」されましたが、日々、相当なゴミの量だとのこと。
「日本人には、それはない」とは言いけれません。日本人でも、ゴミを放置する人は居ます。

でも、少なからず、学校の『掃除当番』の経験は、無意識に日本人の中に「きれいを保つこと」の意識を植え付けてくれているのではないか。
そう思えて。

では、また。




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