おはようございます。
週が明けて1月16日です。
博多は雨が降りました。今日は時々雨が降ると思われます。
私は、今日から「仕事復帰」です。
【ドニプロ集合住宅攻撃】
また、ロシアのウクライナ全域へのミサイル攻撃がありました。
ニューヅ映像でも流れているように、東部ドニプロの集合住宅がミサイル攻撃され、報道によると、子どもを含む25人が死亡、73人が負傷、約40人が行方不明で更に死亡者が増える見込みとのこと。
ウクライナでは「Kh-22」というミサイルが使用されたとしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ba/48bf9e790ee86ab6f297e4571be94143.jpg)
「kh-22」は旧ソ連時代に開発された『空対艦巡航ミサイル』で、運用が開始されたのは1962年から。
上記の写真は、Tu-22M2という爆撃機に搭載されている様子です。
諸元は、
ミサイル直径 0.92m
ミサイル全長 11.65m
ミサイル翼幅 3.00m
ミサイル重量 5.829kg
弾頭 通常弾頭 1,000kg
核弾頭350-1,000キロトン搭載可能
射程 600km
誘導方式 中間:慣性誘導(INS)
終末 :アクティブ・レーダー・ホーミング(ARH)
飛翔速度 マッハ4.6またはマッハ3.5
弾頭として1,000kgの成型炸裂弾頭を使用した場合、直径5m、深さ12mの穴があくとのこと。
この巡航ミサイルを迎撃するためには、アメリカが供与する予定の「パトリオット」クラスの迎撃システムが必要とのことです。
2022年6月にウクライナ中部の都市クレメンチュクの軍事施設の攻撃に使用されたのですが、数百m離れたショッピングセンターに着弾し、18人以上が死亡しました。
当時、この時の映像もニュースで流れました。
この「kh-22」は『空対艦ミサイル』です。
つまり、本来は艦艇を攻撃するためのミサイルで、旧ソ連時代に開発されたものです。それだけに、『命中精度が低い』と言われています。
ロシア軍の保有していた「精密誘導ミサイル」の枯渇が言われてから結構な期間がたっていますが。
「旧ソ連時代」の「対艦ミサイル」を『地上攻撃』に使用している現状。
今回の集合住宅への攻撃が、2022年6月の「軍事施設を攻撃し、ショッピングセンター」に着弾した「命中精度の悪さ」から起こったものなのか、それとも、「最初から無差別に攻撃した」ものなのか。
とにかく、この破壊力の大きなミサイルで民間施設を攻撃したことは事実。
「戦争犯罪」です。
いつまでこんな事を続けるのか。
ロシアの多くの国民はロシア政府のプロパガンダで、国営放送で観るニュースなどの映像でしか(嘘の)現状を知らされていないことが多いといいます。
海外に居る若者などがロシア国内にいる親に、「現実はこうなんだ」と話をしても信じられないといいます。
一番私が望む姿は、ロシア国内で、ロシア国民が気づき、声を上げてくれることなのですが。ロシア政府のプロパガンダと反戦の声に対する弾圧で、当面、それは望めない状況です。
本当に、終わりが見えません。
ウクライナからのニュースを観るのがすつらいです。
でも、そういうロシア軍が、北海道の目と鼻の先にも、日本海を挟んだ対岸にもいることを認識しておかないと。
日本にとって、中国、北朝鮮だけが脅威ではない。
来週から通常国会が始まります。
さて、どういう議論になるのでしょうか。
では、また。
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