こんばんは。
先週金曜日からは『定額減税』の助っ人で、今日の2本のプログラムを仕上げました。それを報告したら、更に追加が来て、明日中には仕上げる予定です。
それで、テストを行ったのですが。
『定額減税』は1人30,000円です。なので、社員は最低でも30,000円の減税になるのですが、扶養家族がいると更に1人30,000円が加算されます。
社員が、妻と子ども2人を扶養していれば、120,000円の減税です。
でも、給与で1か月の「所得税」をどれくらい払っているか、なのですが。
テストした結果を見ると、1万円以下という方が結構います。ということは、賞与も含めてになりますが、一度に1人30,000円分ではなく、何回かに分けて減税されることになり、12月までに減税しきれなければ年末調整でいっきに減税することになります。
でも、月々にすると額が知れています。下手すると、いつもとあまり変わらないと感じるかも知れません。
今日のニュースのインタビューで答えていた、幼いお子さんのいる女性の答え。「今はいろんなものが値上がりしているので、きっと知らない間に消えているんじゃないでしょうか。あまり、実感できないように思います。」
これが、本音。実際かもしれません。
30,000円が一度に入るのであれば、何かの消費に回そうとすることもあるかも知れません。ある男性が答えていたのは、「家電の買い替えで少しいいものを選ぶかも知れません」と。でも、一度に入った場合で、何か月かに分割だと、「30,000円を何かにあてよう」とは思わないかも。今、30,000円を支出すれば「前払い」です。年末まで待って30,000円を支出すれば「後払い」なのですが、月々で言えば5,000円~10,000円くらいだと、本当に知らない内に他に消えてしまうかもしれません。
先に30,000円を支出すると、後で、「30,000円あると思って、余計に支出してしまった」と思うかも知れません。後で30,000円支出しようとすると、それまでに、なんだかんだで使われて、結局、手許に30,000円は残っていない、ということもありそうな気がします。
6月分から「電気・ガス料金」も値上がりし、今月から「医療費」も値上がりしています(知りませんでした)。
今年の春闘では5%以上の賃上げと言っても、物価高騰で実質賃金はさほど上がっていない、下手すると足りない。
『定額減税』が6月から開始と言われていますが、2,300万人は申請が必要だそうですね。
どう考えても、経済的な効果を期待するのなら、直接的に分かり易い『給付』にすべきだったと思います。今更ですが。
とりあえず、6月からの『定額減税』が正しくできるよう、システムの改修を急がないと。残りリミットは数日です。
【大丈夫?日本の『ものづくり』】
今日、仕事から帰って観たNHKの7時のニュースで。
『自動車メーカー5社で検査データ不正が発覚』とのこと。
その5社は、トヨタ自動車、マツダ、ホンダ、ヤマハ発動機、スズキ自動車の5社とのこと。対象車種数はまちまちですが、ホンダが22車種とのこと。
ダイハツの「不正発覚」に端を発し、各メーカーが再調査した結果が、今日の発表分ということになるのですが。
日本を代表する「製造業」、それも大手で頻発する『データ改ざんなどの不正』。これだけいろいろ出てくると、「日本の『ものづくり』は本当に大丈夫なのか」と言いたくなります。
1997年にマクドネル・ダグラスを合併し、アメリカで唯一の旅客機メーカとなったボーイング社。今は、ヨーロッパのエアバス社と世界を二分している訳ですが。
今もそうですが、日本航空もANAもボーイングの機種を多用していますが、エアバスの機種も増えてきています。
そのボーイングが、今、危機を迎えています。
全世界の多くの航空会社で使用されているボーイング737の最新型の737MAX-8で立て続けに墜落事故が2件発生し、長期間飛行停止に。
更に、アラスカ航空に納入されたばかりの737MAX-9で、離陸後の飛行中にドアとその周囲が吹く飛ぶという事故が発生し、ボーイングの品質問題が大きくクローズアップされ、信用が失墜しました。
今は、競合するエアバスのA320の最新型のA320neoなどに受注を奪われている状況です。
EVの販売台数に陰りが出てきたという状況にはなってきていますが。
一時期、テスラのEVの自動運転での死亡事故や、中国をはじめとするEVでのバッテリーからの発火事故など、いろいろ問題がありました。
今は改善されていますが。
とにかく、『品質』に係わる問題が多発すると信頼を失い、業績に影響します。実際、今回の5社の発表に合わせて、該当車種の生産が停止されているとのこと。
ただ、5社も一度に「不正」が発覚すると、残りは、日産、三菱、スバルくらいですか。『じゃあ、他のメーカーの車を』とはいなかいでしょうが、『不正』の内容によっては、消費者はやはり不安になります。
「ニッポンの『ものづくり』」。
日本製品に対する『評価』を落とさないよう、大手から次々、この様な事態が起こらないよう、お願いしたいものです。
では、また。
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