こんばんは。
【ニュースを見ていたら】
Yahoo!ニュースを見ていたら、「差別」に関する報道が2件。
プロ野球・広島東洋カープの試合内容などを批判・中傷する際に、被爆者差別や地域差別に当たる言葉が、インターネット上では日常的に使われている。プロ野球では、ライバルチームや対戦相手のファンが下品なヤジを飛ばすのは昔からある光景だが、差別用語は明らかに行き過ぎだ。
との内容。更に、
ツイッターやネット掲示板では、カープの試合内容が話題になると、必ずといっていいほど「ケロカスは黙れ」「ケロカス弱すぎ」といった書き込みが多く目につくようになる。「ケロイド」と「カス」を組み合わせた造語だ。広島が1945年、原爆の被害に遭い、ケロイド状のけがを負った人もいたことから付けられた言葉のようだ。 さらにひどい書き込みになると、「ケロカスって朝鮮の臭いがする」などと、民族差別とも組み合わせた投稿もある。
記事には、ある方の経験として、
1960年代、銭湯で友人から「〇〇、原爆ってうつらないんだろ」と聞かれ、ショックを受けた。
また、ある被爆者の方は、
東京で暮らしていた20歳ごろ、当時交際していた人の母親から「広島の人?なぜ?」と言われたことが今でも胸に残っているという。「『広島の人?』自体は差別用語ではない。しかし、使われる状況や発言者の意図によって、受け取る人が一生忘れられない言葉であれば、やはり差別だ」と話した。
あまりにも無神経。
【ニュースを見ていたら】
「大道芸ワールドカップ IN 静岡」のプロデューサが、実行委員会でスタッフに配布した資料に差別的な表現があったと。
その文書では、
日本人の定義について、「日本列島に居住する民族を血統に持つ人」とした上で、遺伝子の特徴を説明し「精神性の中核は武士道」などとしています。
また、日本人アーティストの魅力を強調する中で中国のことわざとして「中国人は一人だと龍だが、二人だと虫になる」と記していて、関係者によりますと、その場で出席者から「外国の人もスタッフとして関わってくれているのに、非常に危険だ」という声が上がったということです。
後に、プロデューサは自身のTwitterで謝罪したとのことですが。
あの五輪組織委の森会長の性差別発言と同じ。
「日頃からそう思っているから」「それが間違いであることに気づいていないから」何の躊躇もなく、言葉や文書に出てしまうのでしょう。
もしかすると、「何故問題なのか」も分かっていないのかもしれません。
【映画を観ていて】
「物置のピアノ」という映画があります。
2011年の東日本大震災の1年半後の夏の福島が舞台。
主人公の少女の家では、おじいさんが桃を育てていますが、放射能測定をして問題ないのですが、風評被害で。
イベントで桃を販売している時、男の子が試食したそうにして来るのですが、母親が・・・。
『物置のピアノ』映画オリジナル予告編
福島第一原発の「処理水」の海洋投棄の準備が進められています。
IAEAのレビュも受け、評価をされている訳ですが。
これに対して、韓国では「処理水」ではなく「汚染水」という表現を使用し、反対しています。
「風評被害とは、ある事件・事故・環境汚染・災害が大々的に報 道されることによって、本来『安全』とされる食品・商品・土地を人々が危険視し、消費や観光を やめることによって引き起こされる経済的被害」のことである。
「風評被害」地元としては心配なことだと思います。
『安全だ』としても故意であれ無意識であれ、誤った情報を流したり、それを拡散したり、安易に信じてしまう。
少なくとも、日本国内では、その様なことが起きないよう願っています。
では、また。
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