八月に読む=「素晴らしきラジオ体操」髙橋秀実著 その② 2020年09月23日 | 本・文芸 前章の国民運動や軍隊の体操に比べて、音楽が入り誰でも気楽にできるラジオ体操は受け入れられていきました。それによって工場や様々な職場、町内会などで統制が取りやすくなっていきました。しかも、このラジオ体操は誰もが指導者になれる、まさに男も女もない、金持ちも貧乏人もない、命令する人もいないという、当時の差別社会にあってまさに自由で平等な気分にさせてくれるものだったといいます。 . . . 本文を読む