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子どもを政権の道具に使わないで!=子ども庁の前にやることがある

2021年04月24日 | 教育

 今の子どもの抱えている問題の悲惨さを解消する政策もまだ不十分なのに、新たに「子ども庁」を作るということです。

 新聞でも「器づくりが先行、具体策見えず」(朝日4月14日)などと報道されています。私には、選挙目当てで急ごしらえで、理由は後でという感じがしてなりません。

 しかも、これが、内閣府に置くという案があるようですが、とんでもないことです。今でも、不透明な下で首相の側近が徴用されて、内閣府の権限が強くなっているのに、今ある文科省や厚労省など子供に関係ある省庁を飛び越して権限を振り回す心配があります。

 そもそも、こんな子ども庁なんて作らなくても、まずやるべきは、次のようにすぐ思いつきます。

①「子ども食堂」などに頼らざるを得ない貧困に追いやられている子どもや家庭を救済すべきです。政府は、国内にこのようなことに頼らざるを得ない状態に子どもが置かれている現状を恥ずかしく思わないのでしょうか。

②先進国では最下位に属す劣悪な教育条件のかいぜんです。まず小中学校の学級の子どもの人数を30人以下に減らすべきです。そのために必要な設備や教員の充足のための法整備です。

③ブラック学校と言われる労働条件に置かれて、最近では希望者も激減していると言われる、教員の大幅な増員と待遇改善です。

④諸外国と比べて、教師の研究や授業の計画などを細かくしばる管理主義をやめ、自由で働き甲斐のあるものにすべきです。

 教える教師が、自分たちで教科書も決めることができないなどという、独裁国家のような仕組みを改めるべきです。

 また、教師を多忙にし、教師不足を招いている、10年次研修や免許更新制を改めるべきです。

⑤特定の企業と結びついている全国一斉学力テストなどを改め、以前のように抽出にして、教師の負担や子どもの負担をなくすことも必要です。

 以上ちょっと見ただけでも、今の省庁でやる気さえあればできるのです。選挙目立てに目先を変えて、子どもを理由するような手段は卑劣です。

 私たち国民も、政府がやるべきことをしないで、選挙直前に、こんな「子ども庁」などというめくらましに、踊らされないようにしましょう。

 **担当が増えて悪い実績の例?=政府のコロナ対策がひどくて、今では多くの国民もそれを知って、批判の目を向けています。その原因はいろいろ言われますが、まず責任があいまいでだれも責任をとろうとしない仕組みです。

 本来は中心になるべき厚生労働大臣は影が薄い?

 経済活動を優先に考える経済再生担当大臣が、コロナ対策を担って前面で  やっているのは?

 鳴り物入りで登場したワクチン担当大臣は?

こんなに部署が分かれていては、だれが責任取るのでしょうか?ワクチンがこんなに遅れて先進国でも最下位になっていて、日々感染が拡大しているのに!



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