2013年12月末に映画の「相棒:XDAY」をテレビ初放送があり見ました。人気の「相棒シリーズ」ですから、見ていた人も多かったのではと思います。「相棒シリーズ」は好きでよく見ており、いろいろな所で話題になりますが、毎回、警察の暗部や開発をめぐる政治や企業の問題などを素材にして、単なる事件捜査に終わらせない社会派的な趣があります。
今回も、期待にそぐわず面白いものでしたが、市民の目で権力者を観察すると驚くべきことが・・・・。
中心になって活躍するのはお馴染み個性派の捜査第一課の伊丹刑事と、初出演のサイバー犯罪対策課の岩月で、何時もの杉下右京はロンドンにおり、電話での関わりです。
あらすじ: インターネット上に謎のデータがばらまかれ、削除された直後、とある銀行のシステム担当の男が死体で発見される。男を不正アクセス容疑で追っていた警視庁サイバー犯罪対策課の岩月彬(田中圭)と殺人事件として調べる捜査一課の伊丹憲一(川原和久)が性格も捜査手段もすべてが相反する二人が、ぶつかり合いならも巨大な陰謀渦巻く事件の真相に迫っていく。コンビになって捜査開始。
そしてロンドンにいる捜査に巻き込まれた杉下右京(水谷豊)が事件を追っていくと政官財の権力構造と“X DAY”という金融封鎖計画の存在が浮上する。この死んだ男の持っていたデータは意図的に銀行システムに障害を発生させて金融封鎖をするための手順書である事が判明する。
銀行のシステムを破たんさせて、日本の紙幣価値を失わせてしまう事が出来る。
財務省などはこの実験を段階的にテストしており、日本で発生している金融システムのトラブルはこのためだった。( 詳しくはネットのヤフー映画等を参照して下さい)
この映画の中には、権力者が国民をどう見ているかがよく描かれており、その点に注目すると、なんとキーポイントになる言葉が次々と出てくるのではないですか!正月に見たので暇ですから、録画をストップさせてメモしてみました。
考えさせられる 「語 録」
1.(金融庁や日銀等の役人たちと議員の金融パニックのシュミレーションに
関する会話か
ら)
①大丈夫ですよ。日本国民は複雑な真実より単純なことの方が好きですから。
②混乱を起こした金融機関に命令を出したり検査したりするのも、日本国民のためではなく日 本政府のためですから。
③少しずつパニックに慣れさせるんです。徐々に悪くなる分には日本国民は
耐えられるんです。先のことを想像できない人が多いんですから。
④なにしろ絶望の真実より希望のウソに飛びつく人が多いんですから。
⑤何の行動を起こさなくても今日と同じような生活があると、
なぜか明日があると信じているんですから。
⑥そうじゃない現実を見てきたのだとしたら、勘違いさせましょう。
⑦万一、そうではないときには、お得意の「想定外」と言えばよいでしょう。
2.(刑事部長は例によって、事なかれ主義で警察組織を守ることに熱心で
その彼の言葉。いつも部下には手足になれとは言うが本質には触れさせない時の常套句)
①世の中には知らなくていいことがある。国民に知られたらアウトだ。
(お前たちにはということもある)
3.(国民に知られないように、少しずつシステム障害を起こして国民にも慣れさせ、
最終的には全金融機関封鎖が可能にすることを話し合っている時の
議員や役人たちとの会話から)
①政府は財政再建もせずに借金だらけ。麻薬のように国債を発行しているが、
何かで信用がなくなると、円の価値もなくなり、国債の買い手もいなくなり、
株価暴落とトリプルパニックに なり、紙幣も紙くず同然になりますよ。
②そんな時のために、いかなるネット上の通信内容も把握するために、
「改正通信傍受法」を 成立させなければだめですよ。
国民には、日本をサイバーテロから守る法律と言えばいいでし ょう。
ええ、表向きは通りが いいでしょう。
4.(ある銀行の男が死体でみつかるが、その男が残したメモ。)
①一部の人たちだけが握っていてはいけないデータ。
5.(伊丹刑事が難しいことは分からないと、いうと、岩月がいった言葉)
①難しいこと、面倒なことと逃げていると、」XDAYが来ますよ。日本銀行券が使えるうち
に・・・・。
(1~5以外にも、いっぱいあったかもしれませんが、私の能力の限界!)
以上は単なるドラマ上のセリフですよ、とすませられないのが今の日本。
私には、ドラマの面白さはもちろんですが、この国民を上から目線で操っている権力者たちの考えがよく描かれていると、膝を打ってみる場面が多かったです。
いつの世も、と考えさせられる名語録がいっぱいありました。映画を見た方はどうでしたか。
年末に自公政権に強行採決された「特定秘密保護法」についても、権力者は
「論議が巻き起こらないうちに決めてしまって成功。どうせできれば諦め、忘れるのが日本国民だから。」
と思っているんだろうと想像できますね。あれもテロへの備えということも理由に挙げていま した。
あきらめたら今が戦前になっていしまいますね。
今回も、期待にそぐわず面白いものでしたが、市民の目で権力者を観察すると驚くべきことが・・・・。
中心になって活躍するのはお馴染み個性派の捜査第一課の伊丹刑事と、初出演のサイバー犯罪対策課の岩月で、何時もの杉下右京はロンドンにおり、電話での関わりです。
あらすじ: インターネット上に謎のデータがばらまかれ、削除された直後、とある銀行のシステム担当の男が死体で発見される。男を不正アクセス容疑で追っていた警視庁サイバー犯罪対策課の岩月彬(田中圭)と殺人事件として調べる捜査一課の伊丹憲一(川原和久)が性格も捜査手段もすべてが相反する二人が、ぶつかり合いならも巨大な陰謀渦巻く事件の真相に迫っていく。コンビになって捜査開始。
そしてロンドンにいる捜査に巻き込まれた杉下右京(水谷豊)が事件を追っていくと政官財の権力構造と“X DAY”という金融封鎖計画の存在が浮上する。この死んだ男の持っていたデータは意図的に銀行システムに障害を発生させて金融封鎖をするための手順書である事が判明する。
銀行のシステムを破たんさせて、日本の紙幣価値を失わせてしまう事が出来る。
財務省などはこの実験を段階的にテストしており、日本で発生している金融システムのトラブルはこのためだった。( 詳しくはネットのヤフー映画等を参照して下さい)
この映画の中には、権力者が国民をどう見ているかがよく描かれており、その点に注目すると、なんとキーポイントになる言葉が次々と出てくるのではないですか!正月に見たので暇ですから、録画をストップさせてメモしてみました。
考えさせられる 「語 録」
1.(金融庁や日銀等の役人たちと議員の金融パニックのシュミレーションに
関する会話か
ら)
①大丈夫ですよ。日本国民は複雑な真実より単純なことの方が好きですから。
②混乱を起こした金融機関に命令を出したり検査したりするのも、日本国民のためではなく日 本政府のためですから。
③少しずつパニックに慣れさせるんです。徐々に悪くなる分には日本国民は
耐えられるんです。先のことを想像できない人が多いんですから。
④なにしろ絶望の真実より希望のウソに飛びつく人が多いんですから。
⑤何の行動を起こさなくても今日と同じような生活があると、
なぜか明日があると信じているんですから。
⑥そうじゃない現実を見てきたのだとしたら、勘違いさせましょう。
⑦万一、そうではないときには、お得意の「想定外」と言えばよいでしょう。
2.(刑事部長は例によって、事なかれ主義で警察組織を守ることに熱心で
その彼の言葉。いつも部下には手足になれとは言うが本質には触れさせない時の常套句)
①世の中には知らなくていいことがある。国民に知られたらアウトだ。
(お前たちにはということもある)
3.(国民に知られないように、少しずつシステム障害を起こして国民にも慣れさせ、
最終的には全金融機関封鎖が可能にすることを話し合っている時の
議員や役人たちとの会話から)
①政府は財政再建もせずに借金だらけ。麻薬のように国債を発行しているが、
何かで信用がなくなると、円の価値もなくなり、国債の買い手もいなくなり、
株価暴落とトリプルパニックに なり、紙幣も紙くず同然になりますよ。
②そんな時のために、いかなるネット上の通信内容も把握するために、
「改正通信傍受法」を 成立させなければだめですよ。
国民には、日本をサイバーテロから守る法律と言えばいいでし ょう。
ええ、表向きは通りが いいでしょう。
4.(ある銀行の男が死体でみつかるが、その男が残したメモ。)
①一部の人たちだけが握っていてはいけないデータ。
5.(伊丹刑事が難しいことは分からないと、いうと、岩月がいった言葉)
①難しいこと、面倒なことと逃げていると、」XDAYが来ますよ。日本銀行券が使えるうち
に・・・・。
(1~5以外にも、いっぱいあったかもしれませんが、私の能力の限界!)
以上は単なるドラマ上のセリフですよ、とすませられないのが今の日本。
私には、ドラマの面白さはもちろんですが、この国民を上から目線で操っている権力者たちの考えがよく描かれていると、膝を打ってみる場面が多かったです。
いつの世も、と考えさせられる名語録がいっぱいありました。映画を見た方はどうでしたか。
年末に自公政権に強行採決された「特定秘密保護法」についても、権力者は
「論議が巻き起こらないうちに決めてしまって成功。どうせできれば諦め、忘れるのが日本国民だから。」
と思っているんだろうと想像できますね。あれもテロへの備えということも理由に挙げていま した。
あきらめたら今が戦前になっていしまいますね。