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中曽根元首相の葬儀にコロナの予備費から9600万円もの国費を使うのは?

2020年10月01日 | 政治・社会
 皆さんは、コロナのためといって10兆円もの予備費を計上していることを覚えていますか。その折、使途を明確にしない高額の予備費は、憲法上も認められないと野党が反対しましたが、安倍政権は強行しました。その危惧が当たってしまいました。

 政府が自由に使うことができるといって、中曽根元総理の葬儀に1億9200万円もかけ、そのうち9600万円をその予備費から出すというのです。10月17日予定の葬儀について、日刊ゲンダイは「民営化の大勲位、葬儀は国営化」「国民不在」と痛烈に批判しています。

 自民党と内閣の合同で実施するというのもおかしな話ですが、一政党との合同葬儀に国民の税金がこのように使われるというのは不可解です。一人当たり13万ほどかけ、招待者1500人参列するというのです。三密を防ごうという時代に何という葬儀でしょうか。
 日刊ゲンダイの言うように、何事も民営化と進めてきた本人の葬儀が国費を使っての事実上の国営化ですからご本人はどんな感じでしょうか。
 しかも、半分は自民党が負担と言っても、その中身は政党助成金、つまり税金ですよ。だから実際は1億9200万円国費ともいえるのではないでしょうか。

 中曽根氏の政治については、必ずしも国民がこぞって賛成しているわけでもないし、その葬儀も国葬のようにやるのは納得できませんね。自民党がやるのは自由ですが内閣がかかわり、税金がこんなに使われるのは全くおかしなことです。菅内閣の姿勢が国民不在で、税金を不当に使うことが平気なことの一例ですね。

 *ちなみに、2019年に使った自民党の政党助成金は163億円ですよ!今回はその一部もここからでています。全く勝手な
  ものです。許しているのは国民ですが・・・。政党助成金は共産党を除いて10政党に合計357億円も支給されていますね。


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