ネイチャーゲーム&自然・趣味

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意欲と自信をもらえる訪問ボランティア

2014年08月23日 | 日記・思い出
 過日、川崎の介護施設でハーモニカの演奏を行いました。この日は酷暑ともいうべく、暑い暑い中の訪問でした。15日ということもあって演奏したのは2人でしたが、施設の利用者は20人ほどでした。プログラムを大きな紙にかき、季節のヒマワリやユリの大写真をはりました。季節の話をしたり、経験をお聞きして、いよいよ演奏です。といっても、利用者の方はハーモニカに合わせて一緒に歌うのですが・・・・。
 
 第一部は「箱根八里」、「海」、「月の沙漠」など唱歌中心7曲。童謡や唱歌はみんなと歌うと本当に懐かしさがこみ上げてくるようでした。

 間に「昔遊びタイム」を入れて、昔遊びのはなしと、けん玉、こま、お手玉の実演をしました。利用者の方はお手玉にも参加しました。始めはぎこちなかったのですが、さすが昔の子どもです。すぐ上手にできました。いつも一言多いAさんも独楽の話にはのってきて、大山ゴマやベーゴマをやったなどと言ってくれました。

 皆から拍手をもらって次は第二部です。「瀬戸の花嫁」、「高原列車は行くよ」、「みかんの花の咲く丘」など歌謡曲や演歌の部です。
 今日は三回目なのでだいぶ慣れて大きな声がいっぱい出ました。いつも締めは「故郷」です。

 終わるや否や、良かったよーとか、たのしかった!という声が聞こえ、笑顔がいっぱい見られました。
 所がこのあと、スタッフが私を手招きしています。呼ばれて行くと、Bさんがうれし涙を流しているのです。Bさんはいつもあまり感情を出さない方なのにとスタッフの方も驚いていました。こちらも感極まって握手をしたりうれしい気持ちを言ったりしてまた次回を約束しました。また、Cさんは次回も「月の沙漠」を頼むということでした。

 こうして、始めに行った時には、このようなお楽しみ会?には慣れていなかったらしくて固い表情でしたが、三回目の今回はこのような喜びの気持ちをいっぱいあらわしてもらえました。
 演奏に行った私たちも大きな意欲と自信が湧いてきました。改めてボランティアは人のためならずと思いました。
帰りも酷暑の中でしたが、足取りが軽かったのは言うまでもありません。


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2 コメント

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Unknown (木漏れ日)
2014-09-05 07:21:07
訪問ボランティア活動に頭が下がります。貴方の行動に敬意を表する思いで
コメントします。
敗戦直後の昭和23年母親が病で臥せて,当時は薬も無く,食料事情も悪いいなか、病魔の進行ただじっと身をまかせていた。そんな母が何時も口ずさんでいた歌が「月の砂漠」でした。
この歌は私にとって、母親につながる
特別な歌です。
(男って何時まで経ってもだらしないね~。。。)

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Unknown (マーちゃん)
2014-09-07 20:06:35
コメントありがとうございます。下手な演奏でも一生懸命の思いが伝わるのでしょう。喜んでもらえてこちらが力をもらっているところです。ボランテイアというのはそうなのですね。
思い出の歌がそれぞれにあるのですね。次回もやるので気持ちを込めて演奏します。
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