


というのもキジが来る畑のそばには竹林と雑木の小さな林があるのですが、その周りにはよくカラスがいるからです。
カラスは群れを成しているうえ、ねぐらにもなっているらしいのです。群れで襲われたらかなわないだろうと常々思っていましたからその姿を見ると一安心するのです。
そのキジですが、オスが出てきて畑に虫などの餌を探し回ることが多いのですが、写真のようにたまに雌雄一緒に来ていることもあります。人の気配には飛び立つより走って逃げます。キジは日本の国鳥とされていてよく知られています。
「鳥のことわざウオッチング」(河出文庫:国松俊英/文,谷口高司/絵)によると、キジの甲高い声は地震の予知に役立っていたといいます。「キジがしきりに鳴くと地震あり」とか「キジが三声続けて三度なくと地震あり」などといわれ、事実、浅間山の噴火の折には小さな鳴動でも地震が鳴き騒いだといいます。キジの足には鋭い感覚細胞があって人間には感じないような振動も感じられるそうです。
そのキジも、「キジも鳴かずば撃たれまい」ということわざになっている通り、普段は静かに行動しているのに、鳴き声のせいでずいぶん人に撃たれて、食肉になったり、羽を使われたりしてきているそうです。
昔話でも、キジは「桃太郎」の中に登場して親しまれていますが、黍団子も食べたのでしょうか!?
これ以上余計なことを言わないほうが、「口は災いの元」とか「きじも・・・」と言われないですむかも。
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