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ネイチャーゲーム&自然・趣味

ネイチャーゲームで知った自然。テニスやハーモニカ、ウォーキングなど遊びの世界。

あなたが食べてるシラス(白子)には何が?―楽しい発見―

2014年04月24日 | 自然・自然活動
 辞書には、
 「①白子はイワシの稚魚で、白い、透明。
  ②ウナギの稚魚でシラスウナギのこと。」などとあります。その①についてです。

 私は「しらす丼」が好きで、白子を湯通しして水を切り、丼に載せてネギやワケギを刻んでしょうゆをかけていただきます。
 このようによく食べている白子ですが、パック詰めの前のことは知りませんでした。この前、選別される前の白子にお目にかかりました。ネイチャーゲームの会でOさんが、小分けにして皆に配ってくれました。

 帰ってさっそく虫眼鏡で覗いたり、カメラで接写したりしてみました。なんと、イワシだけではなく、エビ、タツノオトシゴ、タチウオなどの稚魚も混じっているではありませんか。
 こんな発見でうれしくなって撮った写真がこれです。

 
 あなたが食べている白子はイワシだけの純粋白子?それとも、もっといろいろな魚が混じっているでしょうか。これから、白子を買うとき、あの小さな眼だけではなくこんなことも気になって眠れないかも。
 新しいことを教えてくれたoさんに感謝!


               「シラス情報」

 *これを書いてから、シラス情報を調べたら、分かったことがありました。
 
 ・シラスが透明なのはなぜ?=体のほとんどが水分で、あとはタンパク質などであり、光は直進するので透明。海では発見しづらいようにか。ゆでると、タンパク質が固まってしまうので光が乱反射して白くなる。(卵の白身なども・・・)

 ・シラスにいろいろな小魚類が混じっているのは「ちりめんモンスター」などと言われているそうで  す。よく見るとカニやイカなどの稚魚も混じっているとか。

 ・2センチぐらいまでがシラス。5センチを過ぎるともうイワシ。

 ・「釜揚げシラス」はゆでたままで柔らかい。2時間ぐらい干したのは「シラス干し」で半乾き。天日 で半日か一日ぐらい干したのは「チリメン」。

 ・よく捕れるのは川が海にそそいでいるような汽水域。最近漁獲量が減っている。
 

 うーん、小さなシラスもあなどれん。シラスがこんなに奥深いとはシラなかった!


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2 コメント

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小さな力持ち (ピリカ)
2014-05-06 17:03:01
しらすの世界って奥深いのですね。いろんな名前を持つなんて出世魚もどき!佃煮に変身したり、まぜご飯やおにぎりにも活躍して、おまけにカルシウム豊富で女性の見方でもあります。しらす様様!
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Unknown (まーちゃん)
2014-05-10 22:35:15
よく料理をしている人のようですね。しらすがありがたくて、うっかりして「しらうお」のような指を「しらす」のような指といってしまいそうです。
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