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今年もいろいろな暴走がありましたね!

2018年12月29日 | 日記・思い出
 今年もあと3日ですが、たくさんのみなさんに見ていただきありがとうございました。
今年も政治的な内容が多かったなあと振り返っています。これも仕方がないですね。なにしろ、今までにないほどの強権の独裁的な政権ですから。
 多くの批判が多いのになぜ続くのでしょうか。多くの方の疑問ではないでしょうか。そこで、今年最後に安倍政権の特徴を新聞、ネット、TVなどや書いてきたことからまとめてみましょう。
                    特 徴
①立憲主義の破壊 
 ・憲法に違反するとほとんどの国民や学者が言っても無視して、安保法制や秘密保護法、共謀罪を強行採決する。野党から国会開会の要求があって も無視するなど枚挙にいとまがありません。

②政治の私物化
 ・官邸からのトップダウンをしやすくするために、主要官僚の人事権を握り、言うことを聞かせる。日銀や内閣法制局長官の人事によって政権の思 い通りにさせる等々。側近には自分に近いものをあつめて憲法や経済の政策決定を思いどおりにすすめる。小選挙区制と、政党助成金を利用して自 民党議員の首根っこをつかみ言うことを聞かせる。

③国会軽視
・偽の統計や資料を提出して、議論させ結論が出たら後で間違いでしたと修正する。働き方改革の折の統計、入管法改正の折の統計など意図的と思う ような資料が出されましたね。本来ならば、審議やり直しが普通でしょうが、数の力で押し切ってしまいました。

・政治資金規正法の違反容疑があっても片山議員などのように何度も修正して謝って済ませる。これが民間だったら大変な犯罪に?

・森友・加計問題もあんなに証拠が出され、自殺者も出てゐるのに、証人を呼ばなかったりして幕引きを図っています。

・行政府の首相が国会議員に憲法の論議を押し付けたりしています。

④人権抑圧に加担
 ・議員による弱者への暴言が相次ぎ、社会的にそのような雰囲気を作るもとにもなっています。女性、貧困者、障碍者などへの露骨な差別発言が国 会議員によってなされるという国になってきました。
 中には、ナチスの時代に叫ばれた優生思想を唱える若手議員がでるなぞ、政権の特異さが目立ちました。相模原の事件があったばかりでも何も学ば ない議員がいるのですね。これではヘイトスピーチがなくならないわけです。

・非正規労働者問題・入管法などに見られるように、働く人の人権に対する配慮が欠落して、いかに儲けるか、どのようにすれば利益を上げられるの かという視点が際立っていました。

⑤報道に圧力
 いつの時代も自由な報道は権力者にとっては邪魔なものでしょう。それでもこの政権ほど露骨に報道に圧力をかけたのは珍しいのではないでしょうか。名指しで批判したり、番組に介入したり、記者会見でまともに答えないなどの乱暴な言動が多々ありました。
 あの河野外相の「次の質問どうぞ」の会見では、とうとうここまで来たかという思いでした。言いたいことは言うけれど、批判はおろか質問も受け付けないという態度でした。このよう圧力の成果でしょうか、政治の大事な節目節目の本来は特集でもやって報道解説をしなければならない時に、多くの局は個人のスキャンダルやバラエティ―番組で大騒ぎです。
 NHKはスルーするか、首相の見解は伝えるものの問題点など知りたいことは解説しません。これでは政府の広報と言われても仕方がありません。これほどにさせられてしまったということでしょうか。

⑥民意無視(民主主義無視)
・沖縄の辺野古埋め立て強行に表れていますね。2回の知事選挙の結果に沖縄の民意があるのに、しかも協議中に突如として埋め立て開始。「丁寧に説 明」「沖縄の民意に寄り添う」と再三口にするその首相がやっている事です。この首相の言葉の嘘をとっくに沖縄の県民は見抜いていますが、本土 の私たちはどうでしょうか。

・高額所得者や大企業には減税をしておき、その分は一般庶民には負担の消費税を上げるという逆立ちしている税制にしようとしています。

・福島の原発で大きな被害があり、まだまだ解決にほど遠いのが現状です。にもかかわらず外国へ原発を輸出する先頭に立ち、各国の反発にあい頓挫 しました。

・憲法9条の改正を急ぐ必要ないし、改正にも反対という国民の意見が多いにもかかわらず、首相の執念とばかりに自民党の改憲案を提出しようとして います。
 その半面、アメリカのトランプ大統領の言うことは聞いて、憲法違反の空母化始め、100機に上る戦闘機の購入など、とてつもない軍事予算をく  み、アメリカンファーストに貢献しようとしています。そういえば新聞の川柳欄に「ポチだと思ったらカモだった」という意味の記事が載っていました。
 時間の都合で次回にまたなぜを考えましょう。



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