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「余りにひどすぎる」とアベ政権退陣の声ひろがる=でも50人は報道して5万人は報道しないのは?

2018年04月15日 | 政治・社会
 一昨日は国会前に5万人が集まり、安倍内閣退陣を迫る集会がありました。私も久しぶりに行きましたが、若者が多くびっくりしました。男女比もどちらかというと女の人が多かったでしょうか。安倍政権のあまりにもひどい疑惑隠しのウソつき、改ざん、隠ぺいにさすがにあきれて、意思表示しなければの思いで参加しました。
 
 野党各党や学者、若者などの発言がありました。間には「アベやめろ」の声が鳴り響きました。手に持っているプラカードには本当に皆怒っている、こんなことに黙っている主権者じゃしようがないという気持ちがあふれていました。安倍首相の「膿を出していく」という発言にたいして、多くの挨拶する人からは、「膿は安倍首相本人だ」という発言が多くなされ大きな拍手と賛同の声が上がりました。内容については知られているので書きませんが、こんなうそつき隠蔽政権が「憲法」を変えるなんて言うのはとても許せるものではないという思いがたくさんのプラカードにみられました。

 集会に対する警視庁の警備は異常で、参加者を半分にした歩道と木立に茂っている公園におしこめる措置が取られていました。膨れ上がる参加者で狭い歩道はいっぱいになり、ぎゅうぎゅうづめです。これでは、危険です。かえって警備がないほうがあまり通らない道路に広がって安全なのにと思いました。最初は3万5千などと言っていたのが次第に膨れ上がり、5万人ぐらいになり、とうとう歩道では収まりきれなくなり、道路いっぱいに押し出され行ってしまい、一部のTVで報道されたような道路いっぱいの広さに広がりました。

 それにしても、一昨年も参加して感じたことですが、警察は民主的な警察になっているはずで、集会参加者が安全に参加しやすいように配慮するのが任務と思うのですが、逆で、わざわざ危険な狭い場所におしこめ、ガードを設定してしまうという暴挙に出ているのです。この様子は多くの人に見てもらいたいと思いました。

 TVで見るよりも実際の参加者はもっと多くいるのですが、木立のある公園にはいっていますから、あれでも少なめに見えるのです。先進諸国のように、国民主権にふさわしく、政府への抗議などの集会がやりやすいように議事堂前に広場をつくり、意思表示の場とすれば混乱などは起こらないのにと腹立たしく思いました。国民から政府を守るのが警察かなどと思ってしまう装甲車と警備でした。

 マスコミはたくさん来ていたのですが、おりしもシリアへのトランプ大統領の攻撃が始まり、国内の集会やデモは無視というNHKなどのような局が多かったので、これだけ行動にうつす国民がいるということは十分伝わらなかったのではないでしょうか。あさNHKのラジオニュースを聞いていたら、なんとアメリカのホワイトハウス前の50人のトランプ大統領への抗議行動は伝えていたのに、昨日の安倍政権批判の5万人の集会や国会の様子は皆無でした!これが政権が圧力をかけ、自己規制しているマスコミの実態なのですね。

 そういえば、一昨年も12万人集まっても流さないで、外国のマスコミがつたえて初めて事の重大さに気づいてのか、報道始めたのでしたね。報道の自由が先進諸国で最下位に近い日本の多くの日本人が知らないマスコミの実態はこんなところに行くとよくわかります。

 こんなに証拠?が明らかでもなおウソを突き通して居直る政権は、国民をすっかりなめているのですね。そういえば、集会では「国民をなめるな」「もうだまされない」というプラカードもよくみられました。

 ある学者の発言で、今までの首相なら、とっくに不正を認めたり、恥じと思ったりして辞職しているはずだが、アベ首相はそんな神経を持ち合わせていない。それが実は一番怖いのだということを言っていました。国民の声や常識が届かない首相を選んでしまったことを、自民党や国民は行動でやめさせなければ大変なことになるということでした。選挙で民主的に選んだといっても、このような人を選ぶと大きな大きな取り返しのきかない付けが回ってくるということですね。

 憲法12条で国民の権利や自由は国民自身の不断の努力によって守られると、警告しているように、いろいろな場で声を上げていくことが、いまや権利というより『義務』なのかもしれません。
 幸い、夕方の世論調査で26.7パーセントの支持率に急落、責任取って辞任すべきが多くなってきました。やりたい放題の独裁的な政権をこのまま続けさせたら、間違いなく次はトラんプの言うがままに参戦でしょう。


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