驚きましたね。
教育勅語を暗唱させたり、安倍首相頑張れと言わせたり・・・と意味の分からない幼児に注入する思想教育。どこか独裁者の国の政治教育かと驚くような事態が次々と明らかになって来ました。ここでは教育面に焦点を当てます。
このような国家主義的な教育の結果、国民全体を大きな惨禍を招くもとになったと戦後反省し、廃棄したはずの軍国教育が大阪に生きていました。
72年後も生き延びていた教育は、第一次安倍政権によって改悪された「教育基本法」にさえ違反する驚くべき時代錯誤の教育です。
同時に、
このような教育をされる幼児にとっても大きな人権侵害ではないでしょうか。
幼いときに、このような人権とはかけ離れた教育をされるということは幼児にどのような影響があるのでしょうか。
①まず、言われた事には疑わないで従うという従順さを教えます。(自主性の欠如の心配)
②次には、個性を伸ばし自分らしく生きるのではなく、国のため(天皇のために)に生きるという国家主義の思想を刷り込ませられます。
③個人崇拝を教えられます。この危険なことは連日お隣の国の事としてTVでやっていますから、明白でしょう。
④排便をすることが悪であるかのような教育を通して人間としての生理を嫌悪するようなゆがんだ考えになります。
時代錯誤の教育の弊害はさることながら、子ども自身の人権が著しく損なわれているという事実に気付かない大人たちには驚きます。
部分部分を切り取れば、大きな声でやっているとか、きびきびしているなどの良い点もあるのでしょうが、ここに挙げたような根本的なことが損なわれるような教育では、人権を大切にし、民主的な人間をという教育の理念から大きく外れていることになるでしょう。
ところが、この幼稚園で教えている先生は、立派な先生として、防衛省や文科省から表彰されたと聞きます。そして国会で追及される前は首相も夫人もともに素晴らしい教育と称えており、夫人は名誉校長についていたのです。
戦前にタイムスリップしているこの時代錯誤の教育が行われる幼稚園に小学校が大阪府の認可予定で建設中とは驚きです。このような教育を推し進めることを大阪府の知事は認可する予定だったのですから。松井知事の大阪の維新の会は首相にきわめて近く、憲法やカジノ法では相互に協力し合っていることとも無関係ではないでしょう。
この学園の籠池理事長は日本会議の幹部と言われます。安倍政権のほとんどの閣僚は日本会議のメンバーであり、歴代の自民党政権とはかなり異質の右翼的な政権であると言われてきましたが、その政権と同じような考えの理事長が進めるのがこのような教育です。
過日、青木理氏の「日本会議の正体」という講演では、この会が神社本庁などとともに、教育基本法を変え(すでに実施)、憲法を変えて、天皇元首化、国民主権から天皇主権へと舵を切るような国民運動が大々的に行われてきたことが話されましたが、このような運動の一環として、学校を建てる運動にまで進んでいるのでしょうか。しかも、大阪府、政権が一体になって。犠牲者は子どもです。
教育勅語を暗唱させたり、安倍首相頑張れと言わせたり・・・と意味の分からない幼児に注入する思想教育。どこか独裁者の国の政治教育かと驚くような事態が次々と明らかになって来ました。ここでは教育面に焦点を当てます。
このような国家主義的な教育の結果、国民全体を大きな惨禍を招くもとになったと戦後反省し、廃棄したはずの軍国教育が大阪に生きていました。
72年後も生き延びていた教育は、第一次安倍政権によって改悪された「教育基本法」にさえ違反する驚くべき時代錯誤の教育です。
同時に、
このような教育をされる幼児にとっても大きな人権侵害ではないでしょうか。
幼いときに、このような人権とはかけ離れた教育をされるということは幼児にどのような影響があるのでしょうか。
①まず、言われた事には疑わないで従うという従順さを教えます。(自主性の欠如の心配)
②次には、個性を伸ばし自分らしく生きるのではなく、国のため(天皇のために)に生きるという国家主義の思想を刷り込ませられます。
③個人崇拝を教えられます。この危険なことは連日お隣の国の事としてTVでやっていますから、明白でしょう。
④排便をすることが悪であるかのような教育を通して人間としての生理を嫌悪するようなゆがんだ考えになります。
時代錯誤の教育の弊害はさることながら、子ども自身の人権が著しく損なわれているという事実に気付かない大人たちには驚きます。
部分部分を切り取れば、大きな声でやっているとか、きびきびしているなどの良い点もあるのでしょうが、ここに挙げたような根本的なことが損なわれるような教育では、人権を大切にし、民主的な人間をという教育の理念から大きく外れていることになるでしょう。
ところが、この幼稚園で教えている先生は、立派な先生として、防衛省や文科省から表彰されたと聞きます。そして国会で追及される前は首相も夫人もともに素晴らしい教育と称えており、夫人は名誉校長についていたのです。
戦前にタイムスリップしているこの時代錯誤の教育が行われる幼稚園に小学校が大阪府の認可予定で建設中とは驚きです。このような教育を推し進めることを大阪府の知事は認可する予定だったのですから。松井知事の大阪の維新の会は首相にきわめて近く、憲法やカジノ法では相互に協力し合っていることとも無関係ではないでしょう。
この学園の籠池理事長は日本会議の幹部と言われます。安倍政権のほとんどの閣僚は日本会議のメンバーであり、歴代の自民党政権とはかなり異質の右翼的な政権であると言われてきましたが、その政権と同じような考えの理事長が進めるのがこのような教育です。
過日、青木理氏の「日本会議の正体」という講演では、この会が神社本庁などとともに、教育基本法を変え(すでに実施)、憲法を変えて、天皇元首化、国民主権から天皇主権へと舵を切るような国民運動が大々的に行われてきたことが話されましたが、このような運動の一環として、学校を建てる運動にまで進んでいるのでしょうか。しかも、大阪府、政権が一体になって。犠牲者は子どもです。
だから、その前に対等な目線から、かの幼稚園の方針を批判するという手続きが必要な気がします。いや、大人対大人のレベルではとうにやっていることなんですけどね。
一時は失敗かもしれませんが、これは根深いようです。安倍政権は今までの政権とは違い、極右的なメンバーによって構成されているうえ、圧倒的な数を国民が与えてしまったので、それを背景に強権的な姿勢で臨んでいます。始めは安倍政権の命運は?との観測もあったようですが、一筋縄ではいかないのでしょう。逆襲が、籠池氏への偽証問題などを突破口に始まっているような気がします。その一方では、共謀罪が論議されています。