啓蟄も過ぎて小動物たちもそろそろ動き始めたようです。
過日、厚木の公園でカエルの卵を見つけて撮影しました。
山赤ガエルというのだそうです。寒天質の袋に無数の卵が産まれていました。
中には少し尻尾が出始めているのありました。
山赤ガエルは他の蛙より一足早く卵をうみ、かえるになるようです。
生きるための工夫でしょうか。日本赤ガエルと似ていますが、こちらは背筋がしっかり伸びているのに対して山赤ガエルの方は少し横に曲がっているのでした。数千以上もあるような卵から何びき蛙になるのでしょうか。
たくさんのカエルの卵を見て、幼いころに食べた赤ガエルの事を思い出しました。きっと山赤ガエルだったのでしょう。
に肉屋さんなどがなかった時代です。そのころは野ウサギやスズメなどと同様に、食用としても見ていました。
皮をむいて焼いて醤油を付けて食べるとおいしいのでした。
また、長い長いヒキガエルの卵を山の池で見つけて、枝ですくい取り滑って遊んだことを思い出しました。それはヒキガエルの卵でした。毎年池がまっ黒くなるくらいうみつけられていました。
天敵として、こんな子どももいるから、種の保存のためには大量に産卵する必要があったのでしょうね。
今では考えられないほど残酷だったのですが、そのころはみなそんなことをしてあそんでいました。
あの雑木林の池は残っているかなあ。枯れ葉の間を歩くとごそっと音がしてヒキガエルが顔を出したりしていましたが・・・。
いろいろなことを思い出させる春の到来です。
素足のままゴム靴を履いて学校の帰りでも、沢や田んぼにはいって帰るような生活でしたからね。カエルの卵、イモリ、どじょうなどともいつも一緒でした。そういえば。蛇なども当時は格好の遊び対象でしたね。見つけるとすぐ、棒でつっついて・・・。