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感染拡大とともに新年を迎えました

2021年01月07日 | 日記・思い出
 感染拡大とともに新年を迎えました。今年の新年は、「めでたさも中ぐらいなりおらが春」(一茶)の気分でしたが、皆さまはどのように新年をお迎えしたでしょうか。
連日、数字の更新でそのたびに過去最大という文字がおどります。感染に気を遣いながらの毎日が一年近くづづき、年を越してますます拡大という状況です。一体どこまで行くのという気がします。
 政府の見えない目標とあいまいな政策には、あきれながらも何とかしてほしいという複雑な思いですね。あまりに鈍い政府に、とうとう医師会や、首都圏の知事たちが政府へ要望を出しました。
             =感染拡大に、医師会などが政府への真剣な対策を要望=
 重症患者のベッド使用率は首都圏などで急増し、日毎に記録を更新しています。多くの医療団体からはベッド数が足りても看護師や医者が不足で通常医療もできなくなる崩壊が近づいていると厳しい指摘がされています。

 数ある病院でも公立では7割程度とか、私立では1割程度とかがコロナ対応という現状では、一部の病院が病床も医療従事者もひっ迫、疲弊しているのは当然ですね。私の教え子も従事していますが、全く大変な中で働いてくれています。

 世論でもGOTOトラベルを再度見直し、PCR検査体制の大幅な拡充と医療機関への援助をするべきと指摘し、政府の対策を批判する声がほとんどです。
 それなのに政府は、都道府県任せにして、GOTOトラベルを2020年12月27日まで続け、感染を撒き散らすことをやめず、支持率低下を前にようやく一時停止をきめました。 

 菅首相は、国民に会食などの自粛を呼びかけた日に、八人で会食をするというデタラメぶりです。また記者会見を逃げたり、やる時には予め決まっている質問に官僚の書いた?ペーパーを読んで答える「朗読会」にしたりしています。本当に記者クラブも含め、国民をなめた「記者会見」ですね。 

 GOTOトラベルや医療体制の不備など、無策の政府への批判は広がっています。先進国では日本より病院数は少なくても「医療崩壊」まで行かないのは、政府の方針の確かさやコロナ感染を扱う病院数が多いからと言われます。日本では、今まで保健所を減らすなど、効率第一に考えて世界各国とは真逆の対応をしてきていると言われます。
 ワクチンが自前でできなくて外国任せになっているのもおかしいと思いませんか。イギリスなどでは、ワクチン開発も「安全保障」という観点も加わっていると言います。武器などによる「安全保障」より、医学などに予算を回して国民の命を守ってほしいですね。

 年末、正月の時期で、変質しているコロナの拡大が止まりません。政府は、自粛を呼びかけましたが、その一方で、国会議員は4人以下で会食会合などと取り決め批判を浴びて翌日撤回する有様です。市中感染が広がる前から、テレビ朝日のなどのTVでは、医師や学者がPCR検査を含め、検査の圧倒的な拡大の必要を説いていたのに、とうとうここまで広がってしまいました。

 政府には具体的な数字を挙げて、コロナ対応の病院の拡大と人員の確保に取り組み、安心させてほしいものです。首相は今日も国会の委員会には出ませんでした。国会は、12月中旬から、今月の中旬までお休みです。無策の菅政権に任せたら大変なことになるのではという思いです。



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