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はしごを外された?-日本が爆買いの戦闘機F35をアメリカは使わない?

2020年01月07日 | 政治・社会
 安倍首相のトランプ大統領にいわれて、戦闘機を含む、武器の爆買いがまた問題になっています。
財政ひっ迫などと言われるなか、消費税を10%にするなど、国民への負担を増やしていながら、防衛費だけはますます増えています。その戦闘機をめぐってとんでもないニュースを見ました。
 防衛費は5兆を超す過去最高の予算ですが、その中には周知のようにイージスアショア2基4千億円や最新鋭とされるステルス戦闘機F35が入っています。また、この戦闘機の発着訓練のために護衛艦「いずも」を事実上の空母化することも含まれています。

 その戦闘機F35についてです。
 安倍首相はトランプ大統領の要求に沿って、F35をなんと今後105機も購入することにしました。これはよく知られている通りです。金額にすると一機約100億円で合計1兆2千億円にもなります。F35戦闘機、105機を買うなんて言う国はどこもありません。こんなに買うのは日本だけです。
 F35戦闘機については、一機が青森近海で行方不明になって未だ原因も分からないまですね。また、今までも、111件もの不備や不具合が見つかり、原因も十分解明されていないとアメリカ軍でも問題になっているそうです。

 日本がそんなに買うのだから、さぞや当のアメリカ軍も大量に購入?と思いきや、今度のアメリカの導入する戦闘機はF15EX。これを配備する計画にしたというのです。(統合参謀本部議長がアメリカ上院軍事委員会で発言)
その理由は、F15XはF35に比べてステルス性能はやや劣るものの、
「対地対艦が可能」 「維持管理費がF35の半分」 「寿命がF35の2倍」 「F35より安い」 「速度が速く距離も長い」という利点があるというのだそうです。同じ同盟国のドイツはF35は早々と導入しないことに決めているようです。 

 このように、日本には売ってもアメリカでは使わないことにしたわけです! その理由も考えると、皆さんはどう思いますか?こんな買い物をしますか?

 実に111件も不備や事故があり原因も不明、維持管理費も高いというものを計1兆2000億円で購入とは! 

 アメリカはそんなF35 でなく、F15EXにさっさと切り替えてしまうという情報でした。安倍首相のトランプ詣の高い高い土産!そのつけは全部国民にかかるだけではなく、戦争によらないで平和的に世界をリードする力があるはずの日本が、他国もしない武器を爆買いするというとんでもないことをやっているということにがっかりしませんか。世界の中でますます日本の価値を貶めているとしか思えません。武器のことなど知らなくても、このような買い物には腹が立ちますよね。武器は持てば使いたくなるというではありませんか。
(東京新聞web・半田滋氏の記事などから)

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