小池都知事は、無観客実施のパラリンピックに、児童・生徒を観戦動員する予定を変えないという。本当に、「殿、気は確か?」 という気になりませんか。
しかも、都の教育委員全員が観戦反対の意思表示をするという中、あえて知事が子どもたちを危険な活動へ動員する真意は何でしょうか?
東京は連日5000人を超える感染者が続いており、実際はこの3,4倍はあると言われる感染爆発。しかも、重症者のみならず、中等症の人も入院がならず、死亡者も出ている中です。
その中で大人が無観客なのに、子どもを動員するというのは無謀ですね。変異株の拡大で、子どもの感染が増えている中で、バスで出かけて行って観戦とは!
先のオリンピックのひどい感染対策や運営に対しても、いまだやるべきではなかったという意見が多いうえ、今の感染爆発の誘因になったと専門家も明言しています。
その感染爆発の最中のパラリンピックさえ、強行することには大きな疑問があるのに、そこへ子どもを投げ入れるかのような人命を考えない知事の方針はどこか「ご乱心」と言わざるを得ません。
子どもたちにとっても、大人への不信が一層増すのではないでしょうか。
今までは修学旅行も、遠足も、対外試合もなにも自粛でやれないのになぜ、パラリンピックはいいのか?しかもバスに乗っていくとは、密状態ですね。
国民一般には、不要不急の外出や買い物の制限などを連日のように呼びかけながら、一方ではこのような無謀なことをやらせようという知事やパラリンピック関係者の人命軽視ぶりにはあきれます。
障碍者アスリートの素晴らしい活躍ぶりは、それこそ自宅であるいは学校で観戦できます。命あってのパラリンピックです。子どもを政治の道具に使うのはやめるべきです。子どもを危険にさらすのはすぐやめるように働きかけたいですね。
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