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「政治は国民のもの」=これは誰の言葉? 小さな嘘、大きな嘘とはいうけれど・・・。

2017年10月19日 | 政治・社会
 「政治は国民のもの」という言葉をネットの前面に押し出している党がありました。その党は、今度の選挙では解散の大義がないのに今なら勝てるとばかりに解散したと批判されている政権党です。
 
 また、その政権はこの間、従来の自らの内閣法制局の歴代の方針を180度変えさせて「集団自衛権行使の閣議決定」をしたり、その他の安保法を強行採決し続け、あげくには森友問題や加計問題などの疑惑を隠すためか、野党の国会開会要求に応じないばかりか、開会のその日に解散をしてしまった憲法無視に無視を続けている政権党です。

 疑惑については、80パーセントもの国民がそう思っており、安保法についても論議不足をほとんどの国民が指摘していたのでした。

驚きます。その党が「政治は国民のもの」とスローガンを掲げているのです。小さな嘘は見抜かれるけど、大きな嘘はわからないとか言いますが、まさにその典型でしょうか。何という白々しさでしょうか。厚顔無恥という言葉も思い出します。

 国民を無視し続けても選挙になると、国民の多くも目新しい言葉に引き付けられてしまっています。TVも選挙が始まると以前の事はもう帳消しとばかりに新しい党や個人的な面白さに取材の重点がいき、本質はいつの間にか隠されるという仕組みです。何度も繰り返してきました。

 あさっては選挙。我ら健忘症などと笑っては済まされぬことも多々あった政権の行状。忘れまいぞ。文字通りの「せいじはこくみんのもの」を実現するまでは。


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