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<核のごみ最終処分場>玄海町長が受け入れ前向き

2016-04-27 20:16:28 | 原発
毎日新聞より転載

<核のごみ最終処分場>玄海町長が受け入れ前向き

毎日新聞 4月27日(水)2時30分配信

<核のごみ最終処分場>玄海町長が受け入れ前向き


   佐賀県玄海町の岸本英雄町長


 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の岸本英雄町長(62)が26日、毎日新聞のインタビューに応じ、原発から出る「高レベル放射性廃棄物」(核のごみ)の最終処分場受け入れに前向きな意向を明らかにした。国は年内に処分場の適地を示す方針で、岸本町長は「町が適地と示されれば町民説明会を開き、国とも協議したい」と述べた。最終処分場の候補地を巡っては、2007年に高知県東洋町長が応募したが、反対運動で白紙に戻った。それ以来、表立って前向きな姿勢を示した自治体や首長はなく、波紋を呼ぶのは必至だ。

【岸本・玄海町長のインタビュー要旨】

 昨年4月27日の玄海1号機廃炉から1年に合わせ、岸本町長は今月21日と26日の2回にわたりインタビューに答え、処分場受け入れを「選択肢の一つ」と明言した。スウェーデンの処分場候補地を13年に視察して以来「日本国内にも造るべきだとひそかに考えてきた。東日本大震災前から町議会とも非公式に議論をしてきて同じ考えが広がっていると思う」とし、「将来の日本のエネルギー政策を成り立たせていく責任が立地地域としてある」と続けた。

 玄海町は、昨年7月に毎日新聞が全国の原発立地自治体を対象に実施したアンケートには、国から処分場の申し入れがあった場合に「断る」と回答していた。これについて、岸本町長は「処分場を造るには土地がないと考えてきた」と説明。だが今月19日に経済産業省の作業部会が、沿岸部の海底地下に埋め立てる工法を提示したこともあり「前向きになった。玄界灘はそれほど深くない。技術的には可能と考えている」と説明を変えた理由を述べた。

 さらに1号機の廃炉に伴う交付金や固定資産税の減収なども、背景にあるとした。また、熊本県内で震度7を2回記録した熊本地震の前震と本震でも、玄海町の震度が2から3だったことに触れ「(玄海原発周辺は)大きな岩盤が地下を占めており、過去に津波が来たという記録もない」などと語った。

 国は、強固な地盤などの条件を満たした「科学的な有望地」を年内に示した上で、自治体に協力を申し入れることにしているが、岸本町長は「適地になるだろう」と話した。一方で、現段階では町民の理解が得られているとは思っていないとして「問題は住民の理解。適地になれば覚悟を決めて説明しなければならない」と強調した。

 岸本町長は佐賀県議を経て06年、玄海原発で実施されようとしていた、MOX燃料を使う国内初のプルサーマル計画を推進する立場で初当選。07年には中間貯蔵施設の受け入れ検討も表明し、14年町長選で再稼働の必要性を訴え3期目の当選を果たした。【関東晋慈】

 ◇住民への説明をしっかりすべきだ

 鈴木達治郎・長崎大核兵器廃絶研究センター長(原子力工学)の話 最終処分場は原子力政策にかかわらず必要だ。(玄海町長の発言は)全国的な議論につながる動きとして評価できる。ただこれですぐに処分場に決まるわけではない。処分場の選定では、これまでも首長だけの判断で動こうとしたり透明性がなかったりして住民の不信感を生んでおり、説明をしっかりすべきだ。

 ◇高レベル放射性廃棄物

 原発の使用済み核燃料からウランとプルトニウムを分離する再処理を行う際に残る廃液。ガラスで固めた直後の放射線量は、人が浴びると20秒で死ぬ毎時1500シーベルトに達し、天然ウランと同程度の線量に下がるまで数万年かかる。最終処分場に埋める予定のガラス固化体は2万5000本に上る。
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最終更新:4月27日(水)3時11分

毎日新聞

僧侶100人リレー 被災地200km行脚

2016-04-27 10:20:33 | 震災
河北新報より転載

僧侶100人リレー 被災地200km行脚



 東日本大震災の犠牲者を悼むため、曹洞宗東北管区教化センター(仙台市)は5月6~11日、「祈りの道」と称して岩手、宮城、福島3県の沿岸被災地を行脚する。北は宮古市、南は南相馬市から延べ約100人の僧侶がリレー形式で約200キロを歩き、石巻市の寺院で合流。道中、46カ所と海上で慰霊法要を営む。センターは「東北の僧侶の心を合わせ、鎮魂と復興を願いたい」と話す。
 東北6県の8宗務所と連携。僧侶たちは5月6日に宮古市の常安寺と南相馬市の同慶寺をそれぞれ出発し、原則として3人一組で歩いてリレーする。曹洞宗二大本山の永平寺(福井県)、総持寺(横浜市)の両貫首が揮毫(きごう)したお札を携える。
 岩手県大槌町の旧役場庁舎付近や気仙沼市の道の駅「大谷海岸」、相馬市磯部地区の慰霊碑、寺院や神社など46カ所に寄り、法要を営む。
 最終日の5月11日は北からリレーで歩いてきた1組が宮城県南三陸町の志津川漁港、南からのもう1組が塩釜市のマリンゲート塩釜をそれぞれ船で出て、洋上の複数の場所で慰霊し、地蔵札を流す。石巻市の渡波漁港に着いた後に再び歩き、同市の洞源院で合流。法要を執り行う。
 開催前には日本三大霊場の一つ、恐山(むつ市)から火を、竜神が祭られる善宝寺(鶴岡市)から水を分けてもらい、慰霊法要で灯火やお供えに使う。
 「祈りの道」はセンターの設立40周年事業。震災犠牲者の七回忌を迎える2017年を前に、慰霊と復興を願う機会として企画した。
 センターの高橋哲秋統監(65)=一関市=は「東北のお坊さんの心を一つにして祈りをささげたい」と言う。
 各地の慰霊法要は自由に参列できる。場所の確認はセンターのホームページで。連絡先は曹洞宗東北管区教化センター022(218)1381。


関連ページ: 広域 社会 祈りと震災.

2016年04月27日水曜日

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