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2023-10-10 | 宮部みゆき

 

宮部みゆき
ペテロの葬列㊦』★★★★★
 
 
下巻の衝撃!!!!!




「ペテロ」と検索するとトップに「裏切り」
次に「パウロ」、「逆さ十字架」と続く。
「キリスト受難に際して逃亡するが、のち回心し、伝道にあたり、ネロの迫害を受けて殉教したという」
裏切りについて理解するには奥が深過ぎる。


--------(抜粋)


杉村三郎らバスジャック事件の被害者に届いた「慰謝料」送り主は?金の出所は?老人の正体は?謎を追う三郎が行き着いたのは、かつて膨大な被害者を生んだ、ある事件だった。待ち受けるのは読む者すべてが目を疑う驚愕の結末。人間とは、かくも不可思議なものなのか―。
これぞ宮部みゆきの真骨頂


--------

帯に「私たちは、嘘には耐えられない―—」
その嘘を墓場に持って行けと言いたい。

上巻以上にどんな展開になるのか緊迫した下巻
確かにハッピーエンドではないけど(ネタバレ?)
そこがまた現実味を帯びているし、伏線は多々散りばめられていた。
自分に嘘はつけないし、違和感はどんどん膨らんでゆく。
住む世界が違い過ぎる。
理由が理由かもしれないけど、どこかでホッとしたかもしれない。
がんじがらめからの解放
全てが「はい!めでたし、めでたし」とならない展開でも私的にはしっくりきた。
「普通はこんな展開にしないよね?」世間一般的な声が聞こえる。
救い?そんなめでたい話がほとんど。

「毒」が浸透しなかったので★★★★★









ドラマの相関図
まだ見れてないけど興味はある。

高橋一生若いね(笑)長谷川京子もナチュラル~💋





上下合わせてみるとこうなります📘📙

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M

2023-10-10 | 宮部みゆき

 



宮部みゆき
ペテロの葬列㊤』★★★★

 
 
まずペテロとは?

ペトロ - Wikipedia

 

ペトロ - Wikipedia

 

「毒」に少々ヤラレとしまいどうしようかと思ったけど、
勢いでそのまま次作へと突き進む!

杉村三郎シリーズ第三弾 
一気に完読でした。

 
--------(抜粋)


待ち受ける驚愕の展開。ドラマ化もされた話題作、待望の文庫化

杉村三郎が巻き込まれたバスジャック事件。実は、それが本当の謎の始まりだった――。『誰か』『名もなき毒』に続くシリーズ第三弾

今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室の杉村三郎は、ある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇する。事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたが、実はそれが本当の謎の始まりだった――。 事件の真の動機に隠された、日本という国、そして人間の本質に潜む闇。杉村三郎が巻き込まれる最悪の事件。息もつかせぬ緊迫感の中、物語は二転三転、そして驚愕のラストへ。
2014年、小泉孝太郎主演で連続ドラマ化


--------
 
 
普通だったらそんな展開にならないだろうと思うんだけど・・
見事裏切ってくれるのが宮部さんです。
まさかの!!(ネタバレしません)
この展開は人により賛否両論だろうけど、現実味がスゴクある!
どんな人でも過ちを犯す。
それぞれの主人公が泥くさく、人間味がありまさに生きた人間模様
その微細なまでの描写力 圧巻です。
綺麗ごとばかりじゃない世の中に憂いでも仕方なし。
 
宮部みゆき作品の中で読むべき一冊です。
 

 

 

 

月曜ミステリーシアター 『ペテロの葬列』

 

月曜ミステリーシアター 『ペテロの葬列』

TBSの2014年7月期月曜ミステリーシアター『ペテロの葬列』の番組公式サイトです。

TBSテレビ

 


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