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オレンジ色に輝く身体




今日は男性の裸体について。


ブルージュは一年中、その辺を掘り返したり、レンガを積み直したりしている街である。
基礎自体が古いからたえずメンテナンスが必要だ。ああ、ワタクシのことみたい...


最近、寒いのは寒いが、からっと天気がよいので、土木作業員の方々においては作業もはかどるに違いない。

で、天気がいいと湧いて出てくるんですな...
上半身裸の作業員の方々。

それがまたみなさん、ええ身体。


男らしい体つき(何とエロい言い方だろう)はわたしだって好きだ。
最近の日本では中性的な体つきの男性が人気なのだそうだが。


問題は、黄金がかったオレンジ色に日焼けした上半身を出して作業している方々と出くわすと、目のやり場がなくて困るのである。

と言うか、あれは直視する対象ではないのかもしれない。太陽のように。



映画「欲望という名の電車」で、ブランチが上半身裸のスタンリー(あの頃のマーロン・ブランドの超一級の下品な美貌!)と初めて話すシーン、にやにや嬉しそうに目をそらすブランシュの醜悪なこと...しかしあの場面でどんな顔をして会話しろというのか。


だからぜひ服を来て作業して欲しい。



...



映画、a single manでも矢鱈と男性の裸が出てくる。
単にトムフォードの趣味、と済ませてしまっては浅はかすぎるかと思ったので、「これは欲望のアバターである」とか、「知的な人間も結構そんなことばかり考えている、という批判である」などと好意的に解釈しようと努めたが、どうなんだろう。

ある種の嗜好の方々にとってはあれは直視して鑑賞する対象なのだろうか。
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