中川七段とは研究会が一緒なので良く指していますが、公式戦は5年振りの対戦です。王位リーグは先後が決まっていて、先手。
昔は良く指されていたそうですが、近年では減っている戦法。中川七段にはこれがあることを忘れていて予想していなかったので戸惑いました。図では▲3六飛か▲3二飛成ですが、少考して▲3二飛成。△同銀▲3八銀△3三銀▲1六歩△4四歩▲6五角△3一飛と進行。
飛金交換ですが、後手が歩切れなのと、自陣に飛を打たせているのでいい勝負。
ここで▲2五角と飛び出して次の▲3三銀不成が受けにくく優勢になりました。後手は陣形が悪いので、苦労が多い将棋だったようです。以下、押し切って勝ち。2戦目以降も頑張ります
終了後、戸辺と一緒に会館を出る。村がこっちに向かっているのとのことだったので、武蔵境で待っててもらい3人で夕食。いつもの焼肉ではなく、時間内食べ放題のしゃぶしゃぶ。酷評会議を一時間半して帰宅。
王将戦第5局1日目、見たことがない展開になっています。詳細はスポニチ紙面にて。