B級2組順位戦3回戦対桐山九段戦。

2006-08-25 | 対局

関西のベテラン、桐山九段とは初対戦でした。 

               

桐山九段の雁木模様に右銀を繰り出して銀交換に成功したのですが攻めに厚みがないので成功とも言えない感じ。以下▲4六歩△3四歩▲3九飛△8四角▲4九飛△6五歩と攻められては自信なし。

               

この桂は打ちたくないのですが次の△6五桂打が厳しいので仕方がありません。これに対して軽く△6五桂と跳ねられて▲同金(▲8四桂は△7七桂成~△3五桂で▲4六飛は△5七角、▲3七飛は△4六角の王手飛車)△3九角成▲6六金△4五桂▲6九桂と辛抱を重ねました。形勢は相変わらず自信なしですが駒得なのでチャンス十分と見ていました。

               

駒を取られてはいけない局面。▲6二銀打が唯一の受けです。もう形を気にしている将棋ではありません以下△3一玉▲7六金と▲6六飛を見せて逆転模様と感じました。

               

▲6六飛のぶつけで良ければ簡単ですが二段目に飛を打たれると△6九金が残り受けがなくなってしまいます。ここは一工夫必要な場面。▲7二桂成がありました。△同飛は▲8三銀(▲6六飛)△同馬にも▲7三銀で大駒が取れます。▲9六桂がここまで活躍してくれるとは思いませんでした。実戦は▲7三銀以下△6八銀▲6二銀成△同馬▲6六飛△5二馬▲8一飛△2二玉▲9一飛成。△9一香を取って先手玉はなかなか寄らない形です。

終局は23時20分。勝って3連勝。4回戦以降も頑張ります

感想戦終了後、他の将棋を見ていつもの3人と終電で帰宅。

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