高校竜王戦。

2006-08-23 | 将棋
21日:飛行機で福岡へ。飛行機乗るの久しぶりです。久しぶりということはタイトル戦に出ていないということでして・・・
機長アナウンス「高校野球決勝は早稲田実業が2-0でリードしています」には笑ってしまいました飛行中は電波が悪いのかラジオしか繋がらない状況。「まもなく着陸態勢に入りますので・・・」などの連絡が入るとラジオが途切れるので「いいから早く早く」という感じでした。
最終回、駒大苫小牧が2点を返した場面でラジオが途切れて着陸。同時にテレビが付いて2アウト無走者でバッター田中君という場面でした。いつもなら、みんなせかせかと降りるのですが降りないで見ている人もかなりいました。もちろん僕もその一人です。試合終了の瞬間、喜ぶ人、がっかりする人。
「デュランダル、アドマイヤグルーヴもそうだったけどやっぱり3連覇は難しいんだな。自分はどうだろう」そんなことを考えながら飛行機を降りました。

会場にて組み合わせ抽選会と参加棋士と選手の懇談会。参加棋士は谷川九段、瀬川四段と僕です。例年、審判長の谷川九段、竜王、ゲスト棋士1名~2名という感じですね。
僕はこの大会には3年連続で参加させてもらっています。1年目は五段の時にゲスト棋士として。前日イベントで森内竜王と対戦してそのまま秋に竜王戦を戦うことになりました。過去にも島-羽生戦、谷川-羽生戦で同じようなことがあったそうです。
懇談会では最初は授業のような雰囲気でしたが瀬川四段に対してレースクイーンの質問が出て場が和みました(笑)

22日:7時起床。
午前中は観戦と色紙揮毫。午後は2時~6時まで小学生と敗退選手に指導対局。敗退選手と言っても代表選手なので手応え十分です
4時間続けて指導対局するとさすがに疲れますね早々と22時前に寝てしまいました。

23日:指導対局後、決勝戦の大盤解説。長崎代表の増本君が初優勝。増本君は先に行われた高校選手権に続いての優勝だそうで、最高の夏休みになりましたね。おめでとう

予定より一本早い便で東京へ。

帰宅して昨日、今日で行われていた王位戦第4局の結果と棋譜を確認。西日本新聞HPでご覧になれます。
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