免状と将棋世界。

2008-07-02 | 将棋
支部免状課では7月1日~12月31日で永世名人キャンペーンを実施します。
期間中に免状を申請しますと、上記ページに記載されたプレゼントをもらうことができます。※免状は通常の会長、名人、竜王のみの署名ですのでご注意下さい。

その中で五段・六段を申請される方のみ、免状にも永世名人(中原十六世~羽生十九世)の署名が入る永世名人免状に変更が可能です。
免状料金は免状・棋力認定のご案内の下のほうに掲載されています。



将棋世界8月号は3日に発売。
中カラーはハチワンダイバー特集です。収録現場の写真、実技指導をしている大平五段、戸辺君、天彦君によるハチワン座談会。

さらに原作者の柴田ヨクサル氏のインタビューも。柴田先生の色紙が当たる145Pのクイズはマニアックな問題が多く、難しいです。1問しか分からなかったので、もう一度読み直して応募します。応募はダメか(笑)

「千駄ヶ谷市場」が今回で終わってしまうのは残念な限り。先崎八段が書かれているように「プロがプロの将棋を取り上げる」というのは難題なのですが、そう感じさせない文章はさすがでした。
将棋世界にとって、同コーナーがなくなってしまうのは痛手だと思いますが、代わって始まるものに期待します。


棋聖戦第3局は▲羽生名人が勝って1-2に。
将棋は△佐藤棋聖が居玉のまま駒組みを進めたのが新構想。38手目あたりまでは昔からある形ですが従来は△4一玉→△5二玉としているので、いきなり△5二玉と立った本譜は後手が1手得。一見、ささやかな工夫に思えますが何十年もの間、誰も気が付かなかったわけですから、革命的な工夫と言えます。

羽生名人は「終局直前87手目の▲7四銀で勝ちを意識した」とのことなので、最後まで形勢不明の熱戦だったようです。
第4局は8日、愛媛県松山市にて。
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