大和証券杯最強戦・2回戦、佐藤(康)棋王戦。

2008-07-20 | 対局

棋譜は大和証券杯公式サイトにてご覧下さい。

後手になったので三間飛車をやってみました。公式戦ではH18・4・王位戦▲谷川九段戦、H18・10・順位戦▲西川七段戦に続いて3度目。

          

             

 

三間飛車には居飛車穴熊が圧倒的に多いので、急戦策は意外でした。こちらが穴熊を予想して飛を振っているのがミエミエなので、急戦で、ということなのでしょう。

図から▲4五歩△同歩▲5五歩△同歩▲3七桂と定跡通りの仕掛け。全く経験がないので、恐る恐る指していました。改めて研究しておきます

 

              

 

優勢になったと思ったのも束の間、2図では負けにしたと感じていました。感想戦では2図から▲7五銀と打てば先手勝ちという結論。先手玉は△5七歩成と取っても▲同角でまだ余裕があるので負けそうです。 

実戦は2図から▲4三飛成△同歩で自玉が際どく詰まないので再び勝ちになったようです。 

 

              

 

後手玉は▲5二竜以下の詰めろで、受けがありません。先手玉を詰ますか、▲4三竜を抜くしかありませんが△7八銀から変化はあるもの勝ちだったのは幸運でした。

 

              

 

最後は逃げ道封鎖の△4四角まで。▲同竜に△6五金▲同金△6七飛▲5五玉△6五飛成▲4六玉△4七金で詰み。綺麗に決まりました。

 

2日で2敗はキツイので勝てて良かったです。あと、これで三間飛車は3戦3勝となりました

準決勝は8月3日(日)に郷田九段と。頑張ります。

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