下記の朝日杯は今年もプロの７勝３敗という結果でした。僕も四段の時に２局ほど経験がありますが、やはりプロにプレッシャーが掛かるものです。
アマの３勝は加藤アマ、清水上アマ、元奨励会三段の中川アマ。５月にコンピューターに敗れて話題になった加藤さん、清水上さんが今日は揃って勝ったということで、ますますコンピューターの実力が評価されますね


今日はなんだか昨日の将棋を引きずって、気分が乗らない一日でした。大優勢が１手でおかしくなってしまう、将棋は逆転のゲームだということを改めて、いやもう何度も感じていますが、さらに改めて痛感。
ハチワンダイバーを見て気分を切り換えて、また明日から頑張ります。

恒例となった朝日杯将棋オープン戦の開幕アマプロ戦。
朝日杯中継サイトにて。

痛すぎる逆転負けでした。

戦型は▲中飛車対△居飛車の相穴熊。やや苦しそうなところから杉本七段に小ミスが２つあって、逆転に成功。それが１図。

 

　　　　　　　　　　　　　　

 

角の丸得で大優勢。油断してはいけないと分かっていても、これはセーフティーリードだと思っていました。

ここで▲４三歩成に対して、△同金なら問題なかったところをすぐに△同歩と取ったのが軽率。▲４四歩と打たれて２図。

 

　　　　　　　　　　　　　　

 

この手を見て青ざめました。△同角は▲２五歩が厳しいし(△同歩なら▲２四歩△同銀▲３二竜)

△同歩は▲３五歩△同歩▲３四歩△４二角▲４三歩と絡まれるのが嫌味・・・と思ったら最後の▲４三歩を打つ歩はないことを感想戦で指摘されて愕然。冷静になって△同歩と取れば、まだ少し良かったようです。

実戦は２図以下△７七歩成▲４三歩成△同金▲９二竜△同香▲６一角△８二飛▲４三角成(３図)

 

　　　　　　　　　　　　　　

 

△飛桂と▲金の交換なのでまだやれるかと思いましたが、先手の４枚穴熊が固く、厳しい局面でした。

 

　　　　　　　　　　　　　　

 

投了図。△１二香で▲１五歩の歩を取って４二にいた角で▲同角不成。▲同角成ならば△１六歩▲同馬△同銀成・・・と詰まないながらも手が続きますが不成で取られて依然として「打ち歩詰め」の状態。

 

成績が悪いところにこの逆転負けは痛すぎです・・・。なかなか勝てませんが、引き続き頑張るしかありません。来週は火、土、日と対局です。