大和証券杯最強戦1回戦、三浦八段戦。

2009-05-03 | 対局

自動振り駒で先手になって相矢倉。

 

             

 

▲4六銀▲3七桂型から、似たような将棋がある形。1図から▲3五歩の仕掛けには△同歩▲同銀△3六歩▲3四歩△3七歩成▲3三歩成△同銀(参考図)

 

             

 

となってどうか。この時に後手の飛車が8一ならば横利きが弱いし▲7二銀もあるので攻めになるのですが、8二なので、やめました。

 

実戦、62手目の△8六歩▲同歩△8一飛という歩を突き捨ててからのパスには驚きました。先手は労せず1歩得ですが、うまい手順だったのかもしれません。歩を渡すと△8五歩の継ぎ歩があるので、うかつに攻めることが出来ません。

 

この後、なんとか仕掛けの形を作ろうと自陣を繰り替えましたが△8四飛△7五歩と先に手を出されてしまい、構想が破綻。秒読みになったこともあって突如攻め合いに出ました。

 

              

 

ここは桂損ですが自陣に嫌味がなくなり、後手玉は味の悪い格好なので指せそうな気がしていました。ここから▲4六角と桂を取りに出ましたが、味消しの悪手。単に▲3五角と出て、追われた時に▲4六角と桂に当てるのが当然でした。このミスで、また自信がなくなりました。

 

123手目▲7八金では▲1三香成から猛攻する手を予定していましたが、手堅い▲7八金を選んでしまうあたりが情けないところ。次の△2八成銀をうっかりして、一気に不利になりました。

 

飛を取られて攻めが細くなり141手目▲2二歩▲3四金では、いかにも寂しい感じ。感想戦でも出ましたが146手目△3三歩に代えて△3二玉(参考2図)

 

               

 

なら苦しかったようです。

▲4二角成と切っても△同玉で持ち駒が金金ではなく金銀なので、足りません。

 

参考2図は△1六馬が▲3四金に当たっているので▲3五歩等と受けなくてはいけませんが、そこで△3三歩と打たれると▲2三金打△4一玉で実戦より後手玉が一路遠いので、これはダメそうです。

 

実戦は▲1一馬と香を補充して攻めが繋がる形に。以下はちょっともたつきましたが、なんとか勝つことが出来ました。2回戦以降も頑張ります。

 

感想戦ではローマ字入力が利かなくなってしまいました。自分のパソコンで指しているのですが、最近、固まったり、ローマ字入力が利かなくなったりと、ちょっとおかしい感じです。隣に置いてあった予備用兼、カメラを設置している連盟パソコンから入り直してなんとかなりましたが、慌てました

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