異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

写真<韓国> 2016.11.12「大統領退陣」100万の人波が集結!!

2016-11-12 22:47:26 | 政治 選挙 

<韓国> 2016.11.12「大統領退陣」100万の人波が集結!!

View of huge anti-Park protest from office, Seoul.

 

2 時間2 時間前

This is just a small chunk of the massive and peaceful anti-government protest happening in central Seoul.

 

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【トランプ当選】:ジェニファー・ローレンス「今日、安全で権利を認められているのは白人の男だけ」 〔ヤフーニュース 2016.11.12〕

2016-11-12 22:07:57 | 差別 レイシスト カウンター

http://bylines.news.yahoo.co.jp/saruwatariyuki/20161112-00064340より転載

トランプ当選:ジェニファー・ローレンス「今日、安全で権利を認められているのは白人の男だけ」 

ジェニファー・ローレンスはトランプ大統領誕生のショックをエッセイに綴った(写真:ロイター/アフロ)

「これが事実なの?どんなに一生懸命努力をしても、どんなに有能でも、男じゃなかったら、結局のところダメなの?私たちは、今、それを学んだの?」

トランプ大統領誕生のショックがハリウッドを揺さぶる中、ジェニファー・ローレンスが、ウェブサイトViceにエッセイを寄稿した(https://broadly.vice.com/en_us/article/dont-be-afraid-be-loud-jennifer-lawrence-on-what-we-do-now?utm_source=broadlyfbus)。

「この国は移民で成り立ってきた。なのに、今、安全で、権利を認められていて、尊敬されていると感じられるのは、白人の男だけ」というローレンスは、「あなたが女性で、どんなにがんばっても限界があるのだと感じているのだとしたら、なんと言ってあげていいかわからない。もし私があなただったとしたら、自分の娘になんと教えるのか、わからない。希望を持ちましょう、将来のためにがんばりましょうと言うしかない」と続けている。さらに、「フェアじゃないとわかったのだから、隣にいる男の2倍がんばらないと。職場はフェアじゃないの。だから、負けることが不可能な状態にしないと。それでも、ヒラリーみたいに失敗するかもしれない。だけど、ヒラリーみたいに他人にインスピレーションを与え、大事なことをやり遂げてみせられるかもしれない」と述べた。最後は、「移民の人、有色人種の人、LGBTQ+の人、女性、恐れちゃダメよ。声を上げましょう」という呼びかけで締めくくっている。

熱心なクリントン支持者だったレナ・ダナムは、米西海岸時間11日(金)、自身のウェブサイトLennyLetterで(http://www.lennyletter.com/politics/a608/dont-agonize-organize/)、選挙の朝は、「まるで花嫁のような気持ちで起きた」と振り返っている。クリントンが負けるなどと思いもしなかった彼女は、この夜はシャンペンで祝福し、この日のことを、将来生まれてくるわが子に語るのだと想像を膨らませていた。しかし、開票作業が始まってしばらくすると、嫌な予感がし始める。「フロリダの数字を見ながら、自分の顔を触って、自分が泣いていることに気づいた」というダナムは、ボーイフレンドに、「家に帰りたい」と言ったのだという。家に帰ると、ふたりは激しく泣いた。

18か月、クリントンの選挙運動に積極的に関わってきた中で、さまざまな嫌がらせを受けたとダナムは告白している。「私たちは女性の大統領を望んでいた。自分たちの肉体を自分たちでコントロールしたかった。賃金の平等を望んでいた。そんな私たちは嫌な人と見られてしまった。ターゲットにされてしまった」。誰よりも多く攻撃を受けたクリントンに対し、ダナムは「私たちの娘たちのお手本になってくれてありがとう」「30年も人々のために尽くしてくれてありがとう」「今、私たちを見捨てないでくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べている。

やはりクリントン支持を公言していたエレン・デジェネレスは、コメディアンヌらしく、もっと明るいアプローチを取った。

自らのトーク番組で、デジェネレスは、「がっかりしている人はたくさんいるわよね。でも私の仕事は、人を楽しませること。私はできるかぎりそれをやるわ。あなたたちのことが大好きだし、高級車も好きだし」と言って笑いを取った。しかし、その直後、「エレノア・ルーズルトも、『暗闇を呪うよりもキャンドルを灯したほうがいい』と言ったわ」と述べて、拍手を受けている。最後は、海辺で蛇に襲われたイグアナがうまく逃げ出す映像を見せ、「私たちもこうするべき。私たちにとっての蛇が何であるにしろ、赤ちゃんのイグアナが逃げ出せる方法はあるの」と、前向きな言葉で締めくくった。

しかし、彼女らのような確固たるクリントン信奉者は、実際のところ、少数派だったようだ。トランプは絶対に嫌だと思う人の中には、あくまで消去法でクリントンを選ぶ人が多く、その「情熱のなさ」が選挙結果に影響を与えることは、4ヶ月も前にマイケル・ムーアが予測していた(http://bylines.news.yahoo.co.jp/saruwatariyuki/20161110-00064275/)。トランプが驚きの勝利を手にした今、バーニー・サンダース対ドナルド・トランプだったら結果は違っていたのではないかという声も、ちらほら聞かれる。「USA TODAY」紙にその質問をされたサンダースは、「試合の翌日に偉そうなことを言うのは簡単だ」とフットボールを引き合いに出し、「私にはわからない。誰にもわからないだろう。ただ、その努力をさせてもらえるチャンスをもらえなかったことを、私は残念に思っている」と語った。クリントンに敗れた後、サンダースはクリントンのために積極的にスピーチを行っている。それでも、大勢の熱狂的な支持者に囲まれていたサンダースだけに、興奮の足りなさを実感はしていたようだ。「USA TODAY」に対し、サンダースは、「私たちが願ったほど、彼女という候補者に強い情熱と興奮を感じた人の数は、多くなかった。また、民主党に投票すべきである白人の労働者階級の人たちの多くが、トランプに票を入れてしまった」と、クリントンの敗因を分析している。

 

猿渡由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト

神戸市出身。上智大学文学部新聞学科卒。女性誌編集者(映画担当)を経て渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスター、映画監督のインタビュー記事や、撮影現場レポート記事などを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。facebookの友達申請をくださる場合は、事前/同時に、自己紹介のメッセージをください。

 

 

 

 

 


トランプ氏勝利後、数え切れないほどのヘイトクライムが全米に広がる 〔huffingtonpost.jp/2016.11.11〕 / 黒人差別団体KKK声明

2016-11-12 20:27:46 | 差別 レイシスト カウンター

黒人差別団体KKKのトランプに関する声明

「つい先ほど、KKKはノースキャロライナにおいて、トランプ勝利記念パレードを行うと発表した」 

The Ku Klux Klan, who officially endorsed Republican Presidential candidate Donald Trump back in April of this year, has announced they will be holding a victory rally…
usuncut.com
 

差別発言をしている人達は、明らかにトランプ氏が大統領に選ばれたことに勢いづいて発言している。

安倍政権になってヘイトスピーチが増えたのと全く同じ現象が起きている。
 
 
 
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トランプ氏勝利後、数え切れないほどのヘイトクライムが全米に広がる

 |  執筆者:
投稿日: 2016年11月12日 13時57分 JST 更新: 2時間前
 
 

ドナルド・トランプ大統領が実現したその日、トランプ支持者によるマイノリティへのヘイトクライムが全米各地で勃発した。

その翌日も繰り返された。

11月8日以降、アメリカでは黒人、ヒスパニック、イスラム教徒、ユダヤ系、アジア系、性的マイノリティ、女性たちが、肉体的な被害を受けたり、ヘイトスピーチで蔑まれたり、民族主義的な落書きの標的とされたりした。

私たちの身の安全のためにも、恐怖におののくような世の中であってはいけないのだが、トランプ支持者たちは忌み嫌うもの、重要でないと思うものに対する軽蔑を、もっと大胆に示せると感じているようだ。

こうしたヘイトに満ちた行為はおそらく今後も続くとみられる。アメリカ人はこの新たな現実を無視することなく、同調せず、ヘイトを認めないという意思表示をすることが以前にも増して重要になっている(もしこの現実に圧倒されているなら、あなたにできることを紹介しよう)。

その前に、トランプ氏勝利後の数日間全米各地で繰り広げられた、憎悪に満ち、民族主義的で目を覆う悪事を振り返っておこう。これを読めば、何か行動を起こそうという気持ちになると思う。

 

 認証済みアカウント @ShaunKing 11月10日

This just happened in Wellsville, NY.

 「アメリカを再び白人の国に」ニューヨーク州ウェルスヴィレで起きたこと。

 

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今日、多くのアメリカ人同様、ウェルスヴィレに住むこの女性は嘆き悲しんでいた。

バブソン大学の学生エドワード・トマッソとパーカー・ランダーリチアーディが、美しい大学キャンパスをトランプの旗を掲げてピックアップトラックで走行した。2人は笑い、叫びながらキャンパス内を走り回った。そして、黒人の学生が住む家の前に車を停めて罵声を浴びせ、「トランプ、アメリカを再び偉大に」などと叫んだ。ある学生が立ち去るよう求めると、その方向に向かって唾を吐いた。

これは私のアメリカではない。これは憎しみと偏見が渦巻くトランプのアメリカだ。彼が挑発したものだ。2人の顔写真を公開するのに協力してほしい。こんなことをして、逃れられはしない。

 

White students @ Southern Illinois University () decided to put on blackface and pose in front of a Confederate Flag to celebrate Trump

 南イリノイ大学(@SIUC)の白人学生は、顔を真っ黒にするパックをして、トランプ氏を祝福する南部の旗を前にポーズを取った。
 
 
Twitterで画像を見る 
Jeri McNeill 🏀💍💜 @bajshagirl
This is from my friend in Palm Springs,CA just now.This is happening everywhere.This is the hate that Trump has legitimized. This must stop!
2016年11月11日 06:15 · California, USA

DMV(州陸運局)の椅子に腰掛けていたらひどい光景を目にした。ある年配の白人男性が列に並んで待つのが嫌になった。彼は大声で「トランプが勝って最高だ。彼はこんなつまらん行列をなくしてくれるだろう」と言って、前にいるヒスパニック系の女性に向かって「ここから出て行け、国に帰れ」と言った。

私は怒りを露わにしたが、運良く警備員が割って入って、何事もなく彼は立ち去った。でも私は泣かないようにしている。私にはマイノリティーの家族や友人がたくさんいる。家族の半分はイスラム教徒で、親友はLGBTのコミュニティにいる。私は物怖じしない性格だ。全ての人に害が及ぶのは怖い。トランプは「責めるべき」人でないのかもしれない。しかし彼が選挙戦で繰り広げたヘイトのせいで、こんな心の闇を持つ生き物がクローゼットから這い出して来れるようになった。もしこれがトランプの本心でないとするなら、こんなことは止めろと自ら言うべきだ。

この話は、現在カリフォルニア州パームスプリングスに住む友人からのものだ。日常的に起きているという。トランプが合法化したヘイトだ。止めなければ!


Sarah A. Harvard @amyharvard_
Not even 24 hours yet. My friend's sister, who is Muslim, had a knife pulled on her by a Trump supporter while on the bus by UIUC campus.
まだ(トランプ勝利後)24時間も経っていない。私の友人の妹はイスラム教徒だが、UIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)のキャンパスにいるときにトランプ支持者からナイフを突きつけられた。




Carly Ledbetter  @ledbettercarly
Friend sent me this. We've got to fight the hatred NOW.
2016年11月12日 02:51
友人は雑貨店にいて、 ヒジャブ(イスラムのスカーフ)を身につけていた。ある女性が近づいて来て「身につけるな。さもないとそれでお前の首を吊るぞ」と言った。
 
 友人が私に送ってくれた。ヘイトに立ち向かわなくてはならない。今すぐに。

 

 

<関連>

 

 窓ガラスにナチスのハーケンクロイツと"Seig Heil 2016" の落書き。

 

ADL Philadelphia ADL Philadelphia@ADLPhiladelphia 11月9日

We are horrified by the swastika and "Seig Heil 2016" graffiti found in South Philly this morning. Our statement:

 
 
 
 
 
 

 


小泉純一郎、独占60分「原発争点に衆院選をやれば、自民党は負けるよ」 dot.2016.11.10

2016-11-12 20:14:28 | 福島、原発

https://dot.asahi.com/wa/2016110900203.html?page=1より転載

小泉純一郎、独占60分「原発争点に衆院選をやれば、自民党は負けるよ」

(更新 2016/11/11 07:00)
小泉純一郎氏(撮影/写真部・岸本絢)

小泉純一郎氏(撮影/写真部・岸本絢)

 
 

 かつて“変人宰相”と呼ばれた小泉純一郎氏(74)。政界引退後も原発ゼロを訴える国民運動を続ける。新潟県知事選で示された原発再稼働ノーの民意を受け、「原発を争点に衆院選を戦えば、自民党は負ける」と断言。かつての盟友・小池百合子都知事との“本当の関係”などを本誌に激白した。

──柏崎刈羽原発の再稼働が争点になった10月の新潟県知事選で与党が敗北。その後、小泉さんが「原発を争点に衆院選を」と声を上げたら、二階俊博幹事長は来年1月の解散説を慌てて引っ込めたように見えます。

小泉:そもそも解散する必要ない。何で1月なの? 自民党は元々、民意、世論に敏感な政党なんですよ。だからこそ、政権を長く取ってきた。世論を大事にしないと政権運営はできない。原発再稼働について民意がどう思っているか、新潟で理解したから、選挙で再稼働とは言いづらくなる。

──新潟県知事選で事実上、野党統一候補だった米山隆一氏が6万票以上の差をつけて当選する番狂わせは、なぜ起きたと思いますか?

小泉:選挙が始まる前は誰がやっても勝てないと思われていた状況で勝ったのだから、原発に対する反対がいかに強いかという表れでしょう。選挙戦終盤、接戦が伝えられ、官邸が泉田裕彦前知事をわざわざ呼んで、再稼働に理解を求めるような演出をし、もう無理かなと思った。それでも米山さんが当選し、本当にびっくりしたね。安倍さんも相当危機感を持っただろうね。次の衆院選で野党が統一候補を出して、原発を争点に打ち出したら、自民党は勝てない。

──民進党は新潟県知事選では同党出身の米山氏に対し自主投票にし、優勢とわかると、蓮舫代表が慌てて応援に入りました。

小泉:連合が対立候補を応援していたからでしょう。電力関係の組合が困るからと言って、躊躇(ちゅうちょ)していた。支持団体は大事だが、それより圧倒的多数は有権者なんだ。衆院小選挙区295で地域によって違うが、当選するには10万ぐらい票を獲得しないといけない。電力総連などが応援しようが、影響力はだいたい千票ぐらいだろう。圧倒的多数の票数を獲得しないと当選できない。民進党は次の選挙で原発を争点にすればいい。

──民進党は2030年代の原発ゼロを主張しているが、蓮舫・野田執行部は脱原発の発信が乏しい。

小泉:連合の票を欲しがって、大事な決定ができない。新潟で示された原発に対する民意をどう生かしていくかという戦略が民進党にはない。一体、何を考えているのか疑問だ。ふがいないね。原発賛成の票はいらないという覚悟が必要なんだ。連合の票欲しさで圧倒的に多い国民の票を逃がしている。共産党アレルギーもあるようだが、ずっと野党でいいと思っているのかね。民進党が本当に原発ゼロを主張して、野党共闘ができたら、野党が勝つよ。民進党がふがいないから自民党は助かっている。彼らには原発を政局にしようという意欲がないもの。

──小泉さんの国民運動が実り、おもしろくなった。

小泉:私が最初、細川護煕元首相が出馬した都知事選を応援したとき、原発は選挙の争点にならない、小泉は終わりだとも言われた。でも、怯まなかった。いつか国民はわかってくれると。すると、鹿児島、新潟県知事選で勝ち、ひっくり返ってきた。次の衆院選で原発再稼働賛成を訴える候補と原発ゼロを訴える候補の対決になれば、各地で激戦となるよ。これだけの論点は日本にない。原発を維持するのか、自然エネルギーに変えるか。これを争点にしたら、郵政民営化を問うた郵政選挙(05年)どころじゃなくなるよ。

──現職の首相だったら、脱原発で信を問いますか?

小泉:問いますね。安倍首相が原発ゼロを大義に掲げれば、経済産業省や資源エネルギー庁、自民党も絶対、反対できない。もったいない。

──加藤紘一元幹事長の葬儀(9月15日)の場で安倍首相と会われ、原発ゼロを主張されたとか。

小泉:安倍さんは苦笑して聞いていただけですよ。官邸は原発が必要だと思っているんですよ。野党が衆院選の争点にすれば、なぜ原発が必要なのか、今までの安全神話の崩壊、核兵器転用の問題などが浮き彫りになる。原発がもう必要ないということがわかりますよ。

──安倍官邸は今井尚哉筆頭秘書官をはじめ、経産省色が強い。

小泉:今井秘書官の叔父で経団連名誉会長の今井敬さんの(政府関連会議の)要職登用などを見ても、経済界の意向をくみ原発賛成なんですよ。原発にかかわる公共事業、建設業界、仕事が欲しい人がいっぱいいる。そういう人たちが生きている間は原子力政策を変えるのは無理だという、いわゆる原子力ムラが形成されている。若い世代は大変だよ。廃炉だって、40年、50年かかる。ゴミ処理だって千年、万年でしょ。後に続く人は負の遺産を払わなくてはならない。民意は鹿児島、新潟県知事選でも出た。政治が決断するかだけなんです。

──安倍首相の夫人、昭恵さんは脱原発運動をして、家庭内野党をうたっているが、どうなのでしょうか。

小泉:安倍さん本人は必要だと思ってやっているんでしょう。方針が揺らぐこと、変えることはできないだろう。原発輸出までしてるんだから。だから、野党が一本化したら、自民党内は大変なことになる。

──東京電力は柏崎刈羽原発を再稼働できず、経営危機に瀕している。廃炉問題も解決しない現状をどう思いますか?

小泉:わかりやすい説明があります。産廃業者って、自分が解体した廃棄物を捨てる処分場を自分で見つけない限り、都道府県知事から開業の許可を得られない。原発は産廃以上の有害性があり、核廃棄物、核のゴミと危険性が高いにもかかわらず、原発会社はいまだに、ひとつも処分場を造ることができていない。それなのに、政府はなぜ原発を再稼働することを認めるのか。こんな矛盾した、おかしな話はない。

──フィンランドの使用済み核燃料最終処分場「オンカロ」を視察したのが原発ゼロへの転機だったと。

小泉:処分場がないのに再稼働なんてできるわけがない。11年3月から15年8月まで、(野田政権のとき)関西の電力が足りないということで一時期2基稼働した以外、全く稼働していない。停電すら起きず、何も困っていない。日本だったら、20~30年で原発の電力は自然エネで供給できるようになる。現実に目を向ければ、ドイツが原発ゼロを掲げながら、一部稼働している。日本は原発ゼロを宣言してないのに、実績ゼロでやっていけているんです。原発ゼロの状況で、できることを示したんですよ。真冬だって、暖房つけて過ごすことができた。そういう状況が何で政治家がわからないのか疑問ですよ。

──東日本大震災の救援活動「トモダチ作戦」に参加し“被ばく”した元米兵支援に取り組み、基金を設立した。

小泉:寄付金はすでに目標の1億円を超えました。11月16日にも全国経営者団体連合会主催の講演会をやる準備を進めている。人間はね、考えが変わるんですよ。首相のとき、原発推進していたではないかと批判を受けるが、今は反省している。引退してしばらくゆっくりしようと思っていたが、このようになるとは夢にも思っていなかったね。俺、何やっているんだろうと時々、思ったこともあった。でもトモダチ作戦に参加した元米兵が苦しんでいることを知って、何かできることをしなければという思いでやっている。自分でもわからないよ。人間なんて不思議なもんだねえ。

──かつての郵政民営化に執着したような感じですね。

小泉:原発は大きな問題です。今まで日本は資源を外国に依存してきた。だけども、自然エネは自然の恵みで成長を図っていく夢のある事業だと思う。政治家は率先してやるべきだ。歴史の大転換期です。日本とドイツが原発ゼロで成長していけば、世界の産業構造が変わる可能性がある。

──最近の熊本や鳥取の地震など、日本は歴史的にも地震大国と証明された。

小泉:政府は地震や津波に対し、これ以上の安全対策は必要ないとしていたときに福島の事故が起きた。事故調査委員会の結論は天災でなく、人災だった。そういう想定をして、安全対策をしなかったのは人間だった。経営者は利益第一。だから事故が起きたと、事故調査委は結論を出した。天災なんて起こるはずがないと思うと起こる。今後、脱原発を争点にして、政権を取れるチャンスを野党がうかがうか。これがカギだ。私の郵政解散も非常識だった。参院で否決されて、衆院解散なんて意味ないじゃないかと言われた。反対論者から批判されたが、選挙勝ったら、ころっと変わった。原発もそうなります。

──安倍首相もいずれ原発問題を選挙で問われることになりますか?

小泉:野党が情熱持ったら、安倍さんも原発解散をやらざるを得ないよ。大きなうねりが出てくる。

──進次郎さんが脱原発で声を上げることは?

小泉:進次郎は若造だからね。「若造何言っているんだ」と言われかねないので、自重しているんじゃないか。今は農林部会長として経験を積んでいる。河野太郎氏が頑張っている。

──小池都知事が注目されているが、どう見ますか?

小泉:よくやっている。小池さんだからこそ、都政の隠された問題が明るみに出た。東京五輪まで4年あるからね。まだまだ見直しはできますよ。小泉劇場をまねしていると言われるが、小池さんは小池さんの考えでやっている。彼女の会見は非常にわかりやすく説明して、発信力がある。それに比べて最近の大臣の会見見ても簡単な質問に答えるのにみんな下向いてメモ読んで話している。恥ずかしいと思わないのかなあ。

──知事と会ったことは?

小泉:ない。知事選の前に選挙のやり方を指導しているんじゃないかと邪推されたが、一切していないよ。トモダチ作戦の支援について、7月5日に細川さんと記者会見をしたんだが、すごいマスコミの数でね。ビックリしていたら、質問は小池さんのことばかり(笑)。「愛嬌だけじゃなく、女は度胸もあるなあ」と言ったら、エールみたいに報道されてしまった。当選後、事務所に「ありがたかったです」と本人から連絡がありましたが、一度も顔は合わせていない。小池さんならうまく処理できるでしょう。森(喜朗)さんとよく相談することも必要になるでしょう。(本誌・村上新太郎、森下香枝)

週刊朝日 2016年11月18日号

 

 

 

 


「邪魔な夫預かります」妻がゆっくり買い物ができるように新設された託夫所が登場! 〔@Heaaart 2016.11.10〕

2016-11-12 10:26:17 | 労働 生活一般

http://heaaart.com/post/219392?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=facebook_share_btnより転載

「邪魔な夫預かります」妻がゆっくり買い物ができるように新設された託夫所が登場!


ゆっくり買い物をしたい女性と早く済ませてほしい男性。


カップルの場合、そんな価値観のすれ違いから喧嘩になることもありますよね。

恋人や夫婦の関係性はさまざまですが、買い物に関しては上記のような構造になっている人たちも多いのではないでしょうか。

13754069355_3b1be1b77e_z-1出典 Flickr

時間をかけて買い物をしたい妻のために、中国・上海のショッピングモールでとんでもないサービスが始まっています。

週末に限ってではありますが、なんと「夫預かり所」がオープンしたというのです!
子どもを預ける託児所はわかりますが、夫を預ける「託“夫”所」はどうも聞き慣れませんね。

 

買い物中に夫を預けられる

夫預かり所がオープンしたのは、どうやら「万科広場」というショッピングモール。
妻である女性が買い物をするときに、夫を「老公寄存室」という部屋に預けておきます。

すると、夫は自由気ままにその部屋で過ごすというわけです。

husband_nursery5出典 shanghaiist
 

ここは、「買い物に付き合わされずに済む」「ゆっくり買い物ができる」という両方のニーズを満たした場所なのです。

写真で見る限りなかなか居心地が好さそうな空間ですね。
マッサージチェアもあったり、確かにここでならずっと待っていられる気がします。

どうやら、上海のショッピングモールの「夫預かり所」に注目している他の国もあるようです。

 

世界が大注目

アメリカでも複数のメディアがこの「夫預かり所」を取り上げています。
「これからのクリスマスシーズンに使えそう」といった声や「これを機会に夫を預ける妻が続出するのではないか」といったユーモア溢れる意見もあがっているとのこと。

 

husband_nursery2出典 shanghaiist
 

husband_nurseryfront出典 shanghaiist 

ゆったりと体を休める椅子にテレビ、冷蔵庫には飲料水や軽食も用意されているそうです。
今は中国の上海にしかないようですが、もしかするとこのサービスが世界に広がっていくのかもしれません。

 

夫預かり所にいる男性同士が、「あなたもですか」といった感じで仲良くなっていきそうですね。

大いなる可能性を感じさせる夫預かり所についてあなたはどう思いますか?
日本にもとてつもないニーズがあるのかもしれませんね(^^ )♪