中さん

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日記(12.29)オサム氏

2015-12-29 20:49:51 | 日常
12月29日   (火曜日)  晴れ

「奇跡といっても自然に起きるわけではない。
 奇跡がなぜ起きるのか、プロセスを研究する必要がある。
 毎日奇跡が起こるわけではない。奇跡を金で買うこともできない。
 入念に準備をした上でしか奇跡は起きない」。


 男子サッカーの元日本代表監督、イビチャ・オシム氏の言葉である。

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 2011年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパンが優勝した時、
 この言葉を心の中で反すうした。

 東日本大震災に打ちのめされた日本人の心に
 まさに奇跡のような光をともしてくれた
 なでしこたち、その中心に澤穂希さんがいた。
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「夢は見るものではなく叶えるもの」。
 澤さんが座右の銘としてこう記したのは、
 このW杯制覇の3年前に出た本でのことである。
 当時30歳を迎えようとしていた澤さんは
 世界大会の優勝こそがその「夢」と明言していた。
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「女のくせにサッカーなんて」と意地悪をした
 対戦相手に怒って追いかけまわした子ども時代。
 世界の強豪との対戦では2桁失点で負けていた日本代表入りのころ

 女子チームが次々に廃部となっていった時代、
 単身渡米しての世界最高峰の米国リーグへの挑戦……

それらすべてが「奇跡への入念な準備」だったというべきか。
世界の頂点への扉をこじあけた11年W杯決勝の残り3分の劇的同点ゴールは、
時代の記念碑となって人々の脳裏に刻まれた。

その澤さんが現役引退する。
「すべてやりきった最高のサッカー人生だった」
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奇跡のこと以外にも

オシム氏のインタビュの中ので・・・思い出す言葉がある。

恵まれた日本人へ
「観衆もメディアも負けたチームに優しすぎる」

  試合に負けてピッチを去るとき、
  ヨーロッパでは選手や監督はすでに多くのものを失っている

   勝てばその後の一週間は安泰だが、負けると何が起こるかわからない。

  決していいとはいえないが、 彼らはそういう生活を送っている。
  そこが日本とは違う。
  日本はサッカーが駄目でも、 他の仕事がたくさんある。
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コメント
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