中さん

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日記(6.16)コラム「万能の下の句」

2017-06-16 20:09:58 | 日常
6月16日  (金曜日)    晴れ

毎日、野菜獲りが出来るようになってきた。
今日も雨は望めない日。
午前中に趣味の園芸?で水やりを・・撒いてもすぐ乾く。
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いばらき春秋のコラムにあった!
先日梅獲りに行ってきたので目にとまった・・

梅干しは昔から庶民の万能薬といわれるが・・・、
短歌にも万能の下の句というのがあるらしい。
それにつけても金の欲しさよ」。
この句さえ付ければ、どんな歌もそれなりに様になるという
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▼例えば、啄木の名歌「東海の小島の磯の白砂に 
われ泣きぬれて蟹とたわむる」。
不謹慎にも下の句を入れ替えると「東海の小島の磯の白砂に 
それにつけても金の欲しさよ」
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▼元歌の情感や深みは跡形もなくなるが、
確かにどこか意味ありげにも思えてくる。
何より金に見放された詠み手の嘆息が切々と伝わってくるのが妙におかしい

▼万能句の創始者は江戸後期の狂歌師・太田南畝(なんぽ)とも
戦国時代の連歌師・山崎宗鑑(そうかん)ともいわれるが、はっきりしない。
確かなのは金の回って来ない嘆きがはるか昔から庶民の間に連綿と続いてきたことだ

▼日銀が大規模緩和政策の維持を決めた。
ただ、かねて大量放出されているはずのマネーだが、
金回りが良くなったという人にはとんとお目にかからない。
金融緩和はどうも景気の万能薬ではなかったらしい

水戸・偕楽園で恒例の梅の実落としが始まった。
今年も不作という。


「梅の実のまばらに落ちる偕楽園 それにつけても金の欲しさよ」。
景気の梅雨明けは一体いつになるのやら・・
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まさに実感である。
最近畑で過ごしている時間が多くなった。

古池や蛙飛びこむ水の音 それにつけても金のほしさよ!

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コメント
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