中さん

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日記(4.20)

2022-04-20 10:03:03 | 日常
4月20日 (水曜日) 曇り

あっちこっち痛んで来た我が家の雨戸や網戸。
修理を依頼してあったのが、ようやく本日やってもらえた。
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セキスイハウスの小さな家を建てたのは平成2年であった。母屋の横に繋げて
建て増しのつもりが自然に坪数が増え同じ程度になった。
祖父母も同居であった母屋は子供の成長で手狭になってきた時だった。
33年間はあっという間に過ぎ去った。風雨にさらされて、自分自身も家も傷んでくる。
家屋も体も保守・養生が必須とわかっていても、壊れる寸前までというか
手遅れ一歩前状態まで何もしないでいる・・自分の行動の遅い事が常である。
マイホーム、ローン終わるころには ボロボロに なんて誰かが言っていた。
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スポーツ界では
大谷選手がいよいよ本格的に目覚めたようだ。
ホームランが3本とあっという間に凄い勢いだ。昨年越えを期待したい。
暗いニュースが多い中で楽しみのニュースだ。気分が良い!
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日本では佐々木「ロウキ」投手が凄い!160㎞の球速をなんなく投げる

2戦連続のパーフェクトゲームは見たかったなあ~!あと1イニング・・
でも監督は100球越えしたところで交代。
選手の野球人生を考えたんだ!これも凄い決断だ。

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朝日新聞の天声人語を久々に見た。

★始めて聞く言葉”卍巴飛翔” 専門化は常識であろうが・・

WEB上から借用。
 巴飛翔(まんじともえひしょう)
 2頭以上の♂どうしがくるくると
 円を描きながら上昇や下降する
 占有行動のひとつ。
ミドリシジミ類でよく見られる。
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以降メモ、
本にあった・・

竹内剛氏:野外でチョウの行動を見ている中で、一番謎に思ったことがあります。
それはチョウは攻撃をしないのに、雄同士の縄張り争いが成り立っているとされていることでした。
これが直感的に理解しにくかったのです。
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 多くの生物で争いといったら、牙や爪を使った物理的な攻撃を伴います。
 しかし、チョウは噛んだり刺したりする行動を観察されたことがありません。
 それでも「卍巴飛翔」で追いかけ合った後に片方が逃げていくことで、
 縄張りが防衛できているように見える。非常に不思議だなと感じていました。
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メスアカミドリシジミの「卍巴飛翔」
竹内さんの「汎求愛説」では、縄張り争いではなく、雄同士の求愛行動だと結論づけています。
どういうことでしょう? チョウにとって、異性と同性とは?
 竹内:チョウの脳の中はわからないので、行動から見るかぎりのことです。
 異性か同性かという二者択一の発想ではなく、異性的な要素が強いものから、
 異性的な要素が弱いものまで、連続的なグラデーションのある世界だと考えられます。
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 人間はいろいろなものを分類しますよね。男と女を分けて認識している。
 ヒトかチンパンジーか、ゴリラかオランウータンかなど、動物を細かいカテゴリーで分けている。
 しかし、必ずしもそういう認識を他の動物がしているわけではないのです。
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 雄のチョウは別の雄が近くに来ても追いかけていく。
 彼らにとっては配偶して子孫を残す、
 セクシュアルな魅力のある雌に似ているなと見るからです。
 しかし、ある時点でどうも違いそうだなと判断すると、もう追いかける必要はない。
 相手が雌でないならば天敵である可能性が残るので、逃げ出すのです。

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 求愛行動と考えはじめた当初は、チョウが異性と認識しているのに
 最後に逃げ出す理由がわからなかったそうでした。
 それがわかったのは「オッカムの剃刀」という
 考え方を使ったためとのことですが、改めてどういうことでしょう?
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「あるかないかわからないものは、ないと仮定して説明しましょう」という思考の原則です。
 たとえば、人間に超能力があるかどうか。ないことは証明できないわけです。
 もしかしたら、念力やテレパシー能力がある人もいるかもしれない。
 しかし、誰が見てもわかる形で再現できないかぎりは、
 いくら本人があると主張しても、ないことにしておきましょうということです。
 そうしないと、何でもありになってしまいます。

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 チョウが同性という知識を持っていると考えるのは、人間の勝手な仮定に過ぎません。
 それを仮定しなくても現象が説明できるのだったら、その仮定は外しましょうということです。
 飛んでいる相手は雌かもしれないし、天敵かもしれない。
 そうした不確実性の中で生きていると考えたら、相手を追いかけること、
 その後に逃げ出すことも説明できるのです。


●フィールドワークで特に印象に残った場面はありましたか?
  一番記憶に残っているのは、メスアカミドリシジミというチョウの
  縄張り行動を調べていた頃に、雄同士でグルグル追いかけ合いをしていたときです。
  それが終わっても、先に相手を追いかけるのをやめた1頭は逃げ去らずに、
  近くの葉っぱに止まったんですね。おそらく老齢個体で弱っていたのでしょう。
  すると、追いかけていった個体はどうしたか。同じ葉っぱに止まって、
  相手に向けてお尻を曲げて、交尾を迫るようなことをしたのです。

  私はその時は非常に例外的なことが起こっただけだと流してしまいました。
  彼らは縄張り争いをしているものだと思っていたからです。
  私も偏見でものを見ていたんですね。あとから考えると(雌のようだと認識しているため)
  求愛・交尾行動に進むんだなと。非常に印象深い場面ですね。
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コメント
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