まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

止めよう浜岡原発、高裁に控訴理由書を提出

2008年03月10日 | 原発
 本日、「東海大地震が通り過ぎるまで浜岡原発の停止を求める」運転差し止め訴訟で東京高裁に控訴理由書が提出されました。白鳥良香さんや長野栄一さんらに混じって私も川田龍平事務所から原告団の一員として高裁に駆けつけました。

 静岡マスコミの注目度は高く、知人の話では夕方の地元ニュースで全てのテレビ局で報道されたとのことです。第1審判決での全面敗北をどのように総括し、新たな論点整理、勝訴に向けての立ち向かい、弁護団の苦闘がありました。

 司法記者クラブでの記者会見、河合弁護団長、海渡事務局長から控訴に臨む論点が示されました。何と言っても、私の実家、柏崎市を含んだ中越沖地震、東海大地震の60分の1の規模で何が起きているのか、このことと浜岡原発との関係です。

 安全性については、第1審でことごとく判決で否定された3つの争点、①想定東海大地震での震源の深さ、②アスペリティ(断層の強いかみ合わせ)の位置、超東海地震の科学的根拠、全てに渡っての主張の根拠を明確にしています。

 最大のキャンペーン的テーマは静岡県での原発震災は首都圏と一体化しているという問題です。そして、柏崎刈羽原発で問題となっている、御前崎市同様の廃炉後の柏崎市・刈羽村の再生計画です。三者に関わる私の新たなライフワークです。