まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

映画『クロッシング』を観る

2010年07月19日 | ニュース・関心事
あらかじめハッピーな結末は無いだろうとは予測しつつも、いくつもの障壁を乗り越える息子と父親の強い絆、対面への淡い期待感を醸成させてくれるストーリー。しかし無残にもそれを打ち砕くラストシーン。

北朝鮮の労働や生活の場面の活気に満ちた社会、突然に労働党幹部が現れて家族もろとも収容所送りという労働者。妻の肺結核の薬を求めての脱出、戻りたくても戻れない救出メカニズム。

収容所生活の非人道的な扱い、一時テレビ報道で観た場面がいくつも出てきて絶望的気分、確保した結核の薬が韓国では保健所で無料のサービス、次から次に展開される映像に緊張の連続。

人間が努力しても越えられない理不尽な世界、この存在を観客に迫る力。これは何なんだろうか。小さい頃に記憶する世界に似ていて、この理不尽な世界は自分の認識の中でどう消化されているのだろうか。

韓国にキリストの神はいて、北朝鮮に何故存在していないのか、と慟哭する主人公。「南アフリカに神がいるならキリストでもイスラムでもなんでもいい」としたマンデラ氏の言葉が思い浮かんだ自分。

台湾第4原発めぐる日本ー台湾脱原発派の連携

2010年07月19日 | ニュース・関心事
反核アジアフォーラムの佐藤大助さんたちが計画する9月15日からの台湾第4原発の活断層調査と国際会議会議のために地質の専門家・塩坂邦雄さんを現地に招請しようと事前勉強会が18日開催されました。

4月30日~5月2日のアジア太平洋グリーンズネットワークの台湾会議に参加した静岡組も合流。8月29日には台北で第4原発取り囲む「人間の鎖」が計画され脱原発の国際連帯が生まれようとしています。

台湾では10年前に国民党政権から民進党政権に交代し第4原発は一時ストップしましたが、民進党のぐらつきで再開され、今日の国民党政権で独立記念に合わせて来年初頭の稼動が目論まれてきました。

ところが、運転室で火災が発生し1年は延期されるだろうとの予測も。しかし、火災を秘密裏に処理しようとするくらいの国家的体質ですので、どんな再開展開になるのか全く想定は出来ません。

東海大地震と浜岡原発めぐる静岡ー日本の電力会社と住民との争点を台湾にも役立たせたいとするものです。プレート自身の構造は日本も台湾と全く同じです。地震地帯での国際連帯に大いなる期待です。