民主党小沢一郎前幹事長の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件のうち、07年分を審査していた東京第1検察審査会は15日、2月に不起訴となった小沢氏について「不起訴不当」の議決を公表しました。
04~05年分を審査した東京第5検察審査会が4月に出した「起訴相当」という結論は異なりますが、小沢氏のこれまでの説明に対する国民からの強い不信が議決に現れたことになります。
検察側は「捜査は終わった」と不起訴とするとのことで、小沢氏起訴の可能性は、2回目の議決を控える04、05年分に絞られた、との報道です。このタイミングでの公表は極めて大きな意味を持ちます。
参議院の召集を前に野党は力こぶで入ってきます。問題は民主党内の「脱小沢」の流れが、消費税の争点化による選挙戦敗北で静まり返っていることです。小沢氏の「雲隠れ」がまた待望論を加速します。
果してこれでいいのか。やはり、国会の中でじっくりと野党の質問に答えるという国会運営、小沢氏の喚問も含めて「政治とカネ」問題の決着を図って欲しいと思います。ここはじっくり考えて欲しいものです。
04~05年分を審査した東京第5検察審査会が4月に出した「起訴相当」という結論は異なりますが、小沢氏のこれまでの説明に対する国民からの強い不信が議決に現れたことになります。
検察側は「捜査は終わった」と不起訴とするとのことで、小沢氏起訴の可能性は、2回目の議決を控える04、05年分に絞られた、との報道です。このタイミングでの公表は極めて大きな意味を持ちます。
参議院の召集を前に野党は力こぶで入ってきます。問題は民主党内の「脱小沢」の流れが、消費税の争点化による選挙戦敗北で静まり返っていることです。小沢氏の「雲隠れ」がまた待望論を加速します。
果してこれでいいのか。やはり、国会の中でじっくりと野党の質問に答えるという国会運営、小沢氏の喚問も含めて「政治とカネ」問題の決着を図って欲しいと思います。ここはじっくり考えて欲しいものです。