まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ピースボートに参加した若者5人の証言

2010年12月16日 | ニュース・関心事
アジアを考える静岡フォーラムの定例世話人会を活用しての様々な外国人のテーマに関わっている方々からのお話を聞くことで、活動の今後を考えようと云う試みです。今回のテーマは「世界を旅した若者」=松本裕和さんのお話。

松本さんが昨年の12月28日~4月初めの102日間の「ピースボート」にのった記録映像を通じて自分が何を考えたか、語ってくれました。松本さんはこの会のために一緒に参加したピースボートの仲間4人を連れてきました。

世話人会メンバーは、医師、弁護士、大学教員、会社員(市民活動家)と私。世代も違っていますが、ピースボートの経験を語る若い世代の純粋な生き方求めるその姿勢に改めて自分たちの立ち位置を教えてもらったような感じ。

その語りに感動してしまった私たちは3月23日の定例世話人会で、5人の若者全員に10分のメッセージをパワーポイントなど使って発信してもらってお互いの接点を見つけ出してみようと云うことになってしまいました。

まだ、ちょっと先ですが、大いに楽しみです。次回は1月22日(土)ふれあいユニオン委員長の小沢さんに外国人労働者の支援について聞きます。2月の定例会は2月23日、テーマは未定。

生命(いのち)のメッセージ展in静岡 

2010年12月16日 | ニュース・関心事
今日から静岡市議会庁舎の1階の市民ギャラリーにて「殺人・悪質な交通犯罪等の結果、理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役のアート展「生命のメッセージ展」」が始まりました。昼休みに見に行ってきました。

一人の一人の方のメッセージを読み始めました。あまりに「理不尽な死」が亡くなられた一人一人の方の人生やご家族の方の無念な想いを通して伝わってきます。吸い込まれるように10人程の方のメッセージに触れました。

この「死」と向かい合わなければならない家族の方々のせつない感情は、訪れた人の心を突き刺してきます。「死」に向かい合うのは家族だけでなく、社会全体でなければならないことを強く感じました。

是非、大勢の方に見てい頂きたいと思います。主催者の方々からは「犠牲者の発する声なきメッセージを受け止めてくださる来場者もまた主役なのです。ぜひご来場ください」とあります。

と き:平成22年12月16日(木)~12月19日(日)10:00~18:00 (最終日のみ13:30まで)
ところ:静岡市民ギャラリー(静岡市役所本館1階 静岡市葵区追手町5番1号)



選択的夫婦別姓法の推進求める陳情、浜岡原発の5号炉再開に慎重さ求める陳情、いずれも不採択

2010年12月16日 | ニュース・関心事
11月本会議最終日に先立つ10:00からの議会運営委員会での上記2件の陳情審査。前者は、9月議会で、選択夫婦別姓法に反対の市民グループからの陳情があり、本来ならこの推進陳情と両者を議題に議論すべきでした。

手続き上の問題があり、今回に至ったわけですが「夫婦別姓から社会を考える会」の二人の代表、柿田友宏さん、鈴木亜美さんのうち柿田さんが多忙の中意見陳述をしました。日本の伝統とは何かをめぐって鋭い指摘。

浜岡原発を考える静岡ネットワークからは代表の白鳥良香さんから、4号炉のプルサーマル延期を踏まえて陳情の意見書の修正の経過を紹介しながら、浜岡5号炉の再開を慎重に検討すべきとの意見陳述。しかし、いずれも不採択。

議会運営委員会では「会派 虹と緑」はオブザーバーですので、採決権はありませんが意見は述べられますので、二つの陳情に対して継続して公聴会を開催するよう、また、採択するよう求めました。共産党は、二つに賛成。

本会議に、TPPに対して、自民党、新政会、公明党などからの「慎重さ」求める意見書と共産党の「反対」意見書が出てきます。何とか、両社で歩み寄れなかったのか、と思いますが「国民的合意」をはずす、はずさないがネック。

議会での審議案件をどのように市民の方々と議論の場を共有できるか。12月21日19:00市民文化会館第2会議室「不適正経理の真実」テーマの勉強会があります、上記意見書のテーマも材材にしていきたいものです。

菅首相の諫早湾開門の決断

2010年12月16日 | ニュース・関心事
果してこの開門決断で政権の混迷を突破する道が切り開かれるのか。野党の時代から無駄な公共事業の象徴的存在として存在した諫早湾の干拓事業。「野党時代からの自分の見識として」とその理由を述べた菅首相。

これに先立って硫黄島での遺骨収集現場にも出かけた菅首相。どうにもならない支持率の低下の中、出来ることからまずは政権の存在意義を世論に訴えようという政治判断であろうことは十分に予想がつきます。

小沢一郎前幹事長の政倫審への自主的出席のかなわぬ現状の中で、昨日の「みのもんたの朝ズバッ」での小沢氏側を代表しての川内博衆議院議員、森裕子衆議院議員の反論。拍手喝采の評価もありますがガックリ。

私としては、何よりも沖縄と原発への方針転換を大胆に示して欲しいというのが菅政権への最大の願いであり期待です。ここに時間がかかるというのであれば、小沢氏への態度はまずは毅然とやってもらわないといけません。

明日は、11月定例会の最終日、10:00から議会運営委員会、13;00から本会議。議運では、夫婦別性法の推進を求める陳情や浜岡原発問題で5号炉の再開反対の陳情が出てきます。いずれも意見陳述があり国政と絡んでいます。

日々、国政に関わる問題での態度を求められる政令市議会です。