まつや清の日記 マツキヨ通信

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リニア新幹線低周波・電磁波がもたらす健康被害、そして放射線は電磁波の一部分

2014年02月23日 | ニュース・関心事

原子力資料室主催の「電磁波とリニア新幹線問題」学習会、講師は荻野晃也(電磁波環境研究会・元京大原子炉実験所)先生。荻野先生といえば大阪大学久米三四郎さんらと反原発第一世代の屈強な活動家。「反原発の関係者の講師は始めて」発言は印象的。

実は私もこのリニア問題に関わる中で「放射線は電磁波の一部分で人間の電磁波による健康被害を幅広く考える必要がある」との指摘に目からうろこの落ちる感覚でした。テレビ、携帯電話、IHクッキングヒータ、高圧線、電子レンジ、私達の生活に深い関係です。

電磁波は光と考えればいい。LEDも実は大きな問題があると。低周波電磁波、まさにこれがリニア新幹線の根本問題の一つ。世界的には、特にヨーロッパでは「電磁波と健康、生殖問題として多くの研究論文があるが日本では鉄道研究所の兜論文があった」。

いずれにしても、リニアの低周波電磁波についてJR東海は、9月の環境影響評価準備書の段階では測定結果など一切、公表してきませんでしたが、12月11日に突如の測定結果の公表。今日は、荻野先生からこの結果に対する検証と評価の問題提起でした。

「原子力村」と同じように「電磁波村」。ICRPと同じようにICNIRP組織があり、日本は2012年に基準を策定。この分野での新たな知見を武器にリニア問題論じないといけません。2月26日の「南アルプスとリニア新幹線」テーマの国会議員会館での集会に注目を。