まつや清の日記 マツキヨ通信

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駿府城公園内への「アリーナ導入はむずかしい」と2017年「駿府町地区まちづくり座長・坂井文」委員の重い指摘!>

2018年10月29日 | 市政

第2回「駿府町地区の文化・スポーツを核としたまちづくり検討委員会」は、第1回を踏まえ論点を再整理し4つの案を具体的建蔽率40%にあわせた作図の解説、それらに対する今回欠席となった坂井氏の意見紹介。「アリーナ機能の必要性は理解するがあの狭いエリアへのアリーナの導入は難しい。特に第1、第2の大ホール、中ホール、アリーナ(5000席、7000席)独立型ケースは厳しい。また、あの計画地域には動的文化と静的文化がある。歴史文化施設や発見された秀吉の天守台など静的文化が強くなっている」と。

つまり4案のうち第1、第2は脱落。しかも、歴史文化拠点としての再整備が望ましいと。第3ケースの複合化案にいたっては「アリーナが<ロの字>型でなく<コの字型>型」、それも狭い故。石川はるの公募委員の「アリーナが必要という理由は交流人口の増加とのことだが歴史文化施設も含めどのような想定をされているか」質問。ここから様々な意見が出され「私はアリーナ派」という久保田委員、瀧委員が発言すればするほど問題点が赤裸々になるという展開。

4年半の建設期間、風致地区の制限、大ホールとアリーナ複合の場合にそれぞれの施設の目的は維持できるのか、交通渋滞など多角的な議論が展開されました。傍聴者は20名ほど。市民の動きに大きな期待、11月18日18:00市民文化会館第一会議室での「街・デザインフォーラム」が楽しみ。