終了後の記者会見での記者から質疑のやり取りは極めて刺激的でした!
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全国の市民派議員133名から沼津市議会への「山下富美子議員に対する戒告処分について抗議と要請」
133人の議員有志代表の松谷清静岡市議から、記者会見で話すメモを頂いたので「抗議と要請文」と共に紹介します。
提出の際のライブ配信はこちらです。
また、記者会見後にインタビューしましたので、そちらの動画もご覧下さい。
松谷発言メモです。(実際は若干修正あり)
本日は多忙の中、このような場を作っていただいたことに感謝申し上げます。
先ほど、「山下富美子議員に対する戒告処分について抗議と要請」を沼津市議会議会議長に提出しました。本人は不在で事務局次長の高橋雅之氏が代理で受け取りました。
私は、静岡市議会議員の松谷清です。後程自己紹介もしていただきますが、鈴木恵浜松市議、高橋隆子伊豆の国市議の3人です。
最初に、本日の抗議と要望に至る経過について、松谷の方から、そして県内・全国の~の懲罰決議に対しての賛同状況を鈴木議員から話させていただきます。
まず、今回の懲罰に対しての私の立場についてお話させていただきます。
私は、全国の自治体議員で「自治体議員政策情報センター虹とみどり」という超党派の政策研究グループの代表幹事を務めています。100名ほどのグループです。県内にも20名近いメンバーがおりまして、私と山下議員が共同代表をしております。その意味におきまして、この問題を看過できない立場になります。
何故、この懲罰に対して許容できなかについて述べます。
市議会、都道府県議会も含めてですが、制度上、二元代表制であり、議会は自治体の唯一の議決機関です。市長には提案権はありますが、議決権はありません。
議会の役割は、簡単に言いますとこの議決、市長部局の監視、政策提言、市民の声の代弁・伝える、そして国への意見書など表明、など5つの役割があります。
二元代表制、提案権を持つ市長部局と議会、一人の議員としても、当然ながら対等であります。
議会においては、議員は市民の声を代弁する形で自由に発言します。議会は言論の府です。したがって常に緊張をはらむ場になります。
監視機能を持つ議会、一人の議員が発言したことに多数の議員が「当局の発言は正当であり侮辱する内容」だという形の懲罰動議は、根本的に二元代表制における議会の在り方を理解をしていない対応と言わざるを得ません。その意味から、全国の議員に呼びかけを行い、まだこれからも集まると思いますができるだけ早く沼津市議会議長に私たちの声を伝えたいと考え、提出しました。
2022年1月7日 テレビ静岡ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/92fc81b60ed20586bdd9de6f9fdab540b4839961