まつや清の日記 マツキヨ通信

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「エキパ駐車場」議案質疑 「平日84台増えると1403万の減少は解消できる」答弁 市民グループでサービスの質の向上と税金投入やめての働きかけしかなさそう?!

2018年02月13日 | 市政

エキパの強みは、地下にあることで雨にぬれず家族が乗る大型で駐車でき地下道から直接、街中にいけること。これを活かして利用者減を食い止め浮いた税金を福祉に財源に回してほしい。今日の答弁は結局、行財政改革審議会の「公的駐車場での指定管理者制度の導入」。静岡市の努力と委託事業者の協力で突破できると考えるのは「まつや」だけでしょうか。

※質問原稿(答弁によりかなり変更あります)
2017年度2月補正予算「静岡駅北口地下駐車場勘定」質疑
 2018年2月13日

都市局交通政策課は静岡駅北口駐車場事業の決算見込に伴って1403万7000円を補正予算で計上し、事業勘定=特別会計において1年間の全体収支を示し補正予算議会の議案となっています。この駐車場は、2000年ころに国道の地下に静岡市200台、国・国土交通省200台、建設コストあわせて120億円という大型公共事業として実施され2003年から供用となり現在15年目となるものであります。もともと駅前の駐車場建設は街づくりの観点から車の流入を増やし交通渋滞の原因にもなることから批判の声もありました。また収支においても建設時の見込としては使用料収入で業務費や公債費をまかなえるものとして計画されていましたが、ここ5年間に使用料収入の落ち込みで繰入金は毎年増加し、使用料収入も毎年減額補正される事態が続いています。こうした中で2年前の総括質問でもこの問題を取り上げてきましたので改めて質疑するものであります。まず現状について伺います。

【1回目】
1 議案第9号 静岡市駐車場事業会計(静岡駅北口地下駐車場勘定)補正予算(第1号)
①  静岡駅北口地下駐車場の収支について
2017年予算段階の収入を1億1597万8千円としながら1403万7000円、12%の減額補正を行い決算見込として1億194万1千円の収入となっています。
ア この補正後の駐車場使用料1億194万1千円の内訳はどのようになっているのか伺います。

イ そして繰入金は、7千万円から1403万5千円の増額補正となり8403万5千円に増加していますが、どのような要因で増加しているのか、伺います。

ウ この予算段階の7千万円の繰入は、公債費としての1億245万7千円が使用料収入だけではまかなうことができないために公債費に充当されるものでありますが公債費の総額と償還計画はどのようになっているか、伺います。

②  静岡駅北口地下駐車場の利用状況について
ア 使用料収入は実際の市民の皆さんの駐車場の利用台数で決まってきますが2016年度つまり平成28年度の平日と土日祝の1日当たりの利用台数はどの程度であるのか、伺っておきます。

【2回目】
1 議案第9号 静岡市駐車場事業会計(静岡駅北口地下駐車場勘定)補正予算(第1号)
② 静岡駅北口地下駐車場の利用状況について
現状について答弁を頂きました。収入は
現金収入        (2016年度4118万余)、
回数券収入       (698万余)、
名店街収入       (328万余)、計1億194万余(1億1430万余)。実は、この使用料収入の減額補正はここ3年間を見ても、2015年12.9%減1776万3千円、2016年10.5%減の1330万円、そして今回の2017年度12%減の1403万7000円と平均で12%台の減額補正が連続しています。利用されている方はご承知と思いますがあそこは4レーンあって2レーンは静岡市、2レーンは国、両方合わせると2億円を越える、ある意味で大きな公営駐車場になります。それが毎年10%づつ減額補正をやらざるをえないということですから経営上は、大変な事態であります。特に、先ほどの建設時の起債額18億7923万余の償還計画についての答弁では、2017年度末で残っている未償還額は5億1070万、2025年、今から8年後にようやく完済できるという見通しです。10%づつ使用料が減少していくと8年後に繰入額は7000万円の
ほぼ2倍となる可能性があります。

ア 今回議案となっている2017年度の駐車場勘定において、駐車場利用台数が減少した要因はどのように考えているのか、伺います。

イ 毎年繰り返される追加補正、使用料収入の減少を税金の投入でつじつまを合わせていることをこのまま放置していいのだろうか、長期低落傾向ですから抜本的解決が困難であることは理解しますが大いに疑問を感じるわけであります。先ほどの答弁で、2016年度、平成28年の入庫台数は、平日246日、10万2257台、1日平均416台、土日祝で119日、7万838台、1日平均595台とのことです。2017年度の1403万7千円の減少分について考える必要がありますが、この1403万余、これを解消するには利用台数を何台増やせばよいのか、確認しておきたいと考えます。
【3回目】
1 議案第9号 静岡市駐車場事業会計(静岡駅北口地下駐車場勘定)補正予算(第1号)
③駐車場の利用者の増加策について
 駐車場台数の減少の要因は、静岡駅北口地下駐車場をとりまく環境の変化、とのことです。一つの公共施設を作れば向こう30年間を予測しておかなければならないという、簡単なテーマではありませんが、その視点が必要であることを示しています。国土交通省は、ライフサイクルコストの観点や更に昨今のアセットマネジメントの観点も強く示唆する時代でもあります。2016年度の事務事業評価では、目標利用台数として「直近3ヵ年の年間利用台数実績値の平均台数の維持」を掲げていますが「利用者数は減少傾向であるが、目標に対して90%以上の数値を維持した」としてA評価を下しています。毎年10%づつ減少しているにこのような評価でいいんでしょうか。
先ほどの答弁で1403万7千円の減少分は平日に2時間700円の利
用者を84台増やせば予算どおりの収入を確保できるとの事であります。この数字からすれば、料金設定の見直しなど経営努力によって少なくても2017年度分の解消は可能のように思われます。
ア 駐車場利用台数を増加させるためにどのような対応を行っているのか、伺います。
イ 同時にそのためには駐車場サービスの質を高めることは最低限の条件です。質の向上には、サービスを提供する委託事業者で働いて人たちの力が大きな役割を果たすことは言うまでもありません。この駐車場は2年前に駐車券をめぐる不正事件を引きおこしており市民からも不評を買った経緯もあります。そのことがきっかけで委託の仕様書も大きく変わり「常に市職員に準ずる者としての心がけを持って従事させ、言動に注意し、市職員と市民等との摩擦を生じないようにさせること」も付け加わりました。サービス水準の確保には人員配置が重要となります。委託仕様書には標準の人員配置が示されているとのことですが、適切な人員配置はなされているか、どうか、どのように確認されているのか、伺います。
ウ 一方で行財政改革審議会では「公的駐車場民間活力の活用」により「付加価値の高いサービス提供、効率的な事業手法、利用者のニーズなどが反映できる柔軟な管理、運営体制」が求められるとして指定管理者制度の導入が提言されています。指定管理者制度でなくても市職員の努力と委託事業者の協力で対処できるのではないかと考えますが、今後どのように対応していくのか、伺って質問を終わります。

明日10:00、2月補正予算質疑、「静岡駅北口地下駐車場の利用者減少について」傍聴できます!

2018年02月12日 | 市政

写真は、朝マラソンで撮影した駿府城公園の完成しつつあるマラソンランナー用のシャワールーム。ある建築士の怒りの声を紹介。「まったくセンスのない建築物。誰が設計したのか。委託されているとすれば業者の責任を問いたい。市職員ならもっと勉強しろ。あれじゃ恥ずかしい。まわりに樹木を植えて外から見えないようにした方がいい」。質問趣旨は、どんどん利用者が減少している地下駐車場、その都度補正で税金を投入、これでいいのでしょうか。

また冤罪映画!?」人生のほとんどを獄中で過ごした5人の男たち『極友』(ごくとも)!

2018年02月11日 | 市政


5人とは、袴田巌さん48年、石川一雄さん31年、桜井昌司さん29年、杉山貞男さん29年、菅家利和さん17年。「不運だったけど、不幸ではない」。すごい言葉だ。「前売り買わない。チケットあづかってもらってもいい?全国共通」。題名聞いて思わず「アメリカ映画『アベンジャーズ』獄中版?」ひんしゅくな言葉を発声してしまった。相手は立憲民主党と市民対話集会を実現した実行委員の一人である映画プロデューサー・陣内直行さん。緑の党総会での一場面。すでに『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』『袴田巌 夢の間の世の中』に次ぐ第三彈。監督は金 聖雄さん。緑の党の中で異色ね文化畑。静岡ではサールナートで4月17日から封切り。前売り欲しい方はご連絡を。

朝マラソンの後は、今日から2月補正本会議。終了後の各会派代表者会議で静岡市は「監査委員は従前どおり議会選出委員を継続」見解示される

2018年02月08日 | 市政


地方自治法の改正で自治体の監査委員に議会選出委員を廃止できる規定が盛り込まれました。「行政の監視が役割である議員が監査委員であることに矛盾がある」としての改正ですが、静岡市は住民から選出された議員の集合体である議会としての監査機能としての意味があるとの見解。政令市20市中16市が従前どおり。他会派はほぼ容認姿勢でしたが「自分には迷いがあり議会として意見交換会を持つべきではないか」の意見表明。ほかには来年9月目途に「ペーパーレス」議会運営、まつやが求めた「熊本市議会での子育て中の女性議員への対応」をめぐり政令市、静岡県内市町議会調査結果が報告されました。代表者会議前は議会運営委員会、後は議会改革検討会。13日の補正予算質疑打合せ、わくわくピクニック宿泊施設見学、14日厚生委員会議案レクチャーと無茶苦茶に忙しい1日でした。



静岡市議会議長に「原発事故被災者への支援拡充に関する意見書の提出を求める陳情」を提出、県政記者クラブで市民グループ記者会見

2018年02月02日 | 市政

福島原発震災から7年の月日。子ども被災者支援法を考える会(代表 小笠原学さん)は4年前にも静岡市議会に陳情し全会派一致して国への意見書が提出されました。陳情項目は、1、1ミリシーベルトの基準の順守、2、健康手帳の発行と生涯にわたる健康診断の実施、3、わくわくピクニックのような保養の制度化です。小笠原さんらは自民党、志政会、公明党、共産党、山と町、の会派を訪問して趣旨を説明しました。最大会派の自民党の皆さんの理解を何としても得られるようがんばりたいものです。午後は、県政記者クラブで、静岡市以外でも三島市、牧之原市、伊豆市、伊豆の国市、清水町の議会に陳情が行われます。