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国交省第14回リニア「南アルプスの生態系(第1回)」有識者会議を傍聴!
「大井川は氷河期に依存、崩壊しやすい南アルプスに成立する特異な流域」!
板井隆彦氏の上記、増澤武弘氏の「残土置き場、高山植物への影響」発言が肝!
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夏から秋にかけて現地調査、関係者ヒアリングを通して論点整理を行う、結論の時期は定めないことを国交省は示した。トンネル工事による上流域の減水は中下流域に影響しないとした中間報告だが二次元的地下水位論では説明できない大井川の特異性としての突発湧水など不確実性としてのリスク管理の明確化が条件となっている。生態系分野では、まさにこの上流域での大井川の水の減少と生態系との関係を論じることになり、環境影響評価において「水が減水した場所に水を戻す」とする市長意見を提出してきた静岡市がどのような対処するのかは大きな問題となる。